qt_qml_output_directory
qt6_add_qml_module()コマンドは、OUTPUT_DIRECTORY
引数を受け取り、QMLモジュールのqmldir
ファイル、typeinfo ファイル、プラグインライブラリの作成場所を指定します。この引数が使用されない場合、デフォルト値はQT_QML_OUTPUT_DIRECTORY
変数が設定されていれば、それに基づいて設定されます。QT_QML_OUTPUT_DIRECTORY
が設定されていない場合、デフォルト値はバッキング・ターゲットのタイプに依存します(詳細はOUTPUT_DIRECTORY のドキュメントを参照してください)。
QT_QML_OUTPUT_DIRECTORY
が設定されている場合、QMLモジュールのターゲットパス(モジュールURIに基づく)をQT_QML_OUTPUT_DIRECTORY
に追加することにより、デフォルトの出力ディレクトリが形成されます。QT_QML_OUTPUT_DIRECTORY
はqmllint
とqmlcachegen
ツーリングターゲットのインポートパスにも追加され、同じベースロケーションの下にある他のQMLモジュールを見つけることができるようになります。これにより、プロジェクトはQMLモジュールのURI構造と正確に一致しないソースディレクトリ構造を使用したり、共通のベースポイントの下でQMLモジュールのセットをマージしたりすることができます。
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