qt_qml_output_directory

qt6_add_qml_module()コマンドは、OUTPUT_DIRECTORY 引数を受け取り、QMLモジュールのqmldir ファイル、typeinfo ファイル、プラグインライブラリの作成場所を指定します。この引数が使用されない場合、デフォルト値はQT_QML_OUTPUT_DIRECTORY 変数が設定されていれば、その変数に基づきます。QT_QML_OUTPUT_DIRECTORY が設定されていない場合、デフォルト値はバッキング・ターゲットのタイプに依存します(詳細はOUTPUT_DIRECTORY のドキュメントを参照してください)。

QT_QML_OUTPUT_DIRECTORY が設定されている場合、QMLモジュールのターゲットパス(モジュールURIに基づく)をQT_QML_OUTPUT_DIRECTORY に追加することにより、デフォルトの出力ディレクトリが形成されます。QT_QML_OUTPUT_DIRECTORYqmllintqmlcachegen ツーリングターゲットのインポートパスにも追加され、同じベースロケーションにある他のQMLモジュールを見つけることができるようになります。これにより、QML モジュールの URI 構造と完全に一致しないソースディレクトリ構造を使用したり、QML モジュールのセットを共通のベースポイントにマージしたりすることができます。

©2024 The Qt Company Ltd. 本書に含まれる文書の著作権は、それぞれの所有者に帰属します。 本書で提供されるドキュメントは、Free Software Foundation が発行したGNU Free Documentation License version 1.3に基づいてライセンスされています。 Qtおよびそれぞれのロゴは、フィンランドおよびその他の国におけるThe Qt Company Ltd.の 商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。