QML 静的解析 3 - Fixit ヒント
この章では、fixit ヒントを使ってカスタム警告を修正する方法を学びます。
ここまでは、警告メッセージを作成するだけでした。しかし、コードを修正するためのヒントを追加したいこともあります。そのために、FixSuggestion
のインスタンスをemitWarning に渡します。修正提案は常に、何を修正すべきかの説明と、それが適用される場所から構成されます。また、置換テキストを指定することもできます。デフォルトでは、置換テキストは診断メッセージにのみ表示されます。しかし、FixSuggestion
でsetAutoApplicable(true)
を呼び出すことで、qmllint や QML 言語サーバーを経由して自動的に修正を適用することができます。ただし、自動適用が可能であることを示すマークは、結果として得られるコードが有効である場合にのみ付けることが重要です。
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