SCXML呼び出し
コンパイルされたネストされたステートマシンを起動します。
Invokeは生成されたネストされたステートマシンで<invoke>
要素を使用する方法を示します。ここで、SCXML ファイルは C++ クラスにコンパイルされます。<invoke>
要素は外部サービスのインスタンスを生成するために使用されます。
例の実行
Qt Creator からサンプルを実行するには、Welcome モードを開き、Examples からサンプルを選択します。詳細については、Building and Running an Example を参照してください。
ステートマシンの起動
statemachine.scxml で、http://www.w3.org/TR/scxml/型のDirectionsStateMachineという名前のステートマシンを指定して起動します:
<scxml xmlns="http://www.w3.org/2005/07/scxml" version="1.0" name="DirectionsStateMachine" initial="anyplace" > <state id="anyplace"> <transition event="goNowhere" target="nowhere"/> <transition event="goSomewhere" target="somewhere"/> <state id="nowhere"/> <state id="somewhere"> <invoke type="http://www.w3.org/TR/scxml/"> <content> <scxml name="anywhere" version="1.0"> <state id="here"> <transition event="goThere" target="there"/> </state> <state id="there"> <transition event="goHere" target="here"/> </state> </scxml> </content> </invoke> </state> </state> </scxml>
ステートマシンのコンパイル
以下の行をサンプルのビルドファイルに追加して Qt SCXML モジュールとリンクします。
qmakeを使う場合はinvoke.proを使います:
QT += qml scxml
次に、コンパイルするステートマシンを指定します:
STATECHARTS = statemachine.scxml
cmake を使用する場合はCMakeLists.txt を指定します:
find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS Core Gui Qml Scxml) target_link_libraries(invoke PRIVATE Qt6::Core Qt6::Gui Qt6::Qml Qt6::Scxml )
次に、コンパイルするステートマシンを指定します:
qt6_add_statecharts(invoke statemachine.scxml )
statechartディレクティブSTATECHARTSまたはqt6_add_statechartsはQt SCXML Compiler,qscxmlc
。自動的に実行され、statemachine.hと statemachine.cppが生成され、コンパイルのためのヘッダーとソースとして適切に追加されます。
QML要素としてのステートマシンの宣言
ステートマシンは以下のようにQML要素として宣言されます:
struct DirectionsStateMachineRegistration { Q_GADGET QML_FOREIGN(DirectionsStateMachine) QML_NAMED_ELEMENT(DirectionsStateMachine) QML_ADDED_IN_VERSION(1, 0) };
ステートマシンのインスタンス化
生成されたDirectionsStateMachine
要素を、MainView.qmlファイルで以下のようにインスタンス化します:
DirectionsStateMachine { id: stateMachine running: true }
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