Qt ステートマシン

ステートマシン・フレームワークは、ステートグラフの作成と実行のためのクラスを提供します。

モジュールを使う

QML API

モジュールの QML 型は、QtQml.StateMachine import から利用できます。この型を使用するには、.qml ファイルに以下の import 文を追加してください:

import QtQml.StateMachine

C++ API

Qt モジュールの C++ API を使用するには、モジュールライブラリを直接リンクするか、他の依存関係を通 してリンクする必要があります。CMakeや qmakeなど、いくつかのビルドツールはこのための専用サポートを持っています。

CMake でのビルド

find_package() コマンドを使用して、必要なモジュール・コンポーネントをQt6 パッケージから探します:

find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS StateMachine)
target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::StateMachine)

詳細については、CMakeによるビルドの概要を参照してください。

qmakeでのビルド

qmakeでビルドするようにモジュールを設定するには、プロジェクトの.proファイルにQT 変数の値としてモジュールを追加します:

QT += statemachine

記事とガイド

サンプル

リファレンス

モジュールの進化

Qt State Machine の変更点には、Qt 6 シリーズで行われたモジュールの API と機能の重要な変更が記載されています。

ライセンスと商標

Qt State Machine モジュールは、The Qt Company の商用ライセンスで利用できます。さらに、フリーソフトウェアライセンスでも利用可能です:GNU Lesser General Public License, version 3 またはGNU General Public License, version 2。詳細はQt ライセンスを参照してください。

さらに、Qt 6.8.0のQt State Machineは、以下の許諾ライセンスの下でサードパーティモジュールを含むことができます:

本ドキュメントに含まれる文書の著作権は、それぞれの所有者に帰属します。 本書で提供されるドキュメントは、Free Software Foundation が発行したGNU Free Documentation License version 1.3に基づいてライセンスされています。 Qtおよびそれぞれのロゴは、フィンランドおよびその他の国におけるThe Qt Company Ltd.の 商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。