Qt Widgets Designer でのリソースの編集

Qt Widgets Designerは、Qtリソースシステムを完全にサポートしており、設計時にフォームと共にリソースを指定することができます。デザイナーや開発者がアプリケーションのリソースを管理するのを助けるために、Qt Widgets Designerのリソースエディタでは、フォームごとにリソースを定義することができます。つまり、各フォームは個別のリソースファイルを持つことができます。

リソースファイルの定義

リソースファイルを指定するには、Toolsメニューを開き、Resource Browserオプションをオンにしてリソースエディタを有効にする必要があります。

リソースファイル

リソースブラウザでは、既存のリソースファイルを開いたり、新しいリソースファイルを作成したりすることができます。リソースを編集するには、リソース編集ボタン をクリックします。リソースを再読み込みするには、Reloadボタン をクリックします。

リソースファイルがロードされると、指定されたAdd Files Remove Files ボタンを使って、その中にエントリを作成したり削除したりすることができます。また、Add Filesボタン を使ってリソース(画像など)を指定することもできます。これらのリソースは、現在のリソースファイルのディレクトリまたはそのサブディレクトリのいずれかに存在しなければならないことに注意してください。

リソースファイルの編集

ボタンを押して、ファイルに新しいリソース項目を追加します。次に、Add Filesボタン を使ってリソースを指定します。

リソースを削除するには、リソースエディターで対応するエントリーを選択し、 ボタンを押します。

リソースの使用

リソースが定義されると、フォームを作成する際にそれらを積極的に使用することができます。例えば、リソースファイルで指定されたアイコンを使ってツールボタンを作成したいとします。

リソースの使用

Qt Widgets Designer のプロパティエディタでは、リソースファイル内で定義された値を持つプロパティを変更する際に、通常のソースファイルの選択に加えてリソースを指定することができます。

リソースの選択

Choose Resource...をクリックしてリソースセレクタを開き、デザインプロセス中にいつでもリソースを追加することができます。

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