QAccessibleAttributesInterface Class

QAccessibleAttributesInterface クラスは、アクセス可能なオブジェクトの属性を報告するためのサポートを実装しています。詳細...

Header: #include <QAccessibleAttributesInterface>
CMake: find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS Gui)
target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::Gui)
qmake: QT += gui
Since: Qt 6.8

パブリック関数

virtual ~QAccessibleAttributesInterface()
virtual QList<QAccessible::Attribute> attributeKeys() const = 0
virtual QVariant attributeValue(QAccessible::Attribute key) const = 0

詳細説明

属性はキーと値のペアです。値はQVariant に格納されます。

QAccessible::Attribute 列挙は、利用可能なキーと、各キーの値にどの型を使用するかを記述します。

QAccessibleTextInterface::attributes で扱われるテキスト固有の属性は、テキストを実装するオブジェクトに固有で、特定のテキスト位置/オフセットに固有ですが、QAccessibleAttributesInterface で扱われる属性は、どのような役割のオブジェクトにも使用でき、オブジェクト全体に適用されます。

テキスト固有の属性のためにQAccessibleTextInterface をすでに実装しているクラスは、オブジェクト固有の属性のためにQAccessibleAttributesInterface を追加実装するとよいでしょう。

メンバ関数ドキュメント

[virtual noexcept] QAccessibleAttributesInterface::~QAccessibleAttributesInterface()

QAccessibleAttributesInterface を破棄する。

[pure virtual] QList<QAccessible::Attribute> QAccessibleAttributesInterface::attributeKeys() const

オブジェクトがサポートするすべての属性のキーを返します。QAccessible::Attribute 列挙は、利用可能なキーを記述しています。

[pure virtual] QVariant QAccessibleAttributesInterface::attributeValue(QAccessible::Attribute key) const

このオブジェクトの属性key の値を返します。

このオブジェクトに属性が設定されている場合、QAccessible::Attribute 列挙のドキュメンテーションで指定されたキーに対応する型の値がQVariant に返されます。

そうでない場合は、無効なQVariant が返されます。

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