url QML Value Type
リソースロケータ。詳細...
詳細説明
url
型は、リソースロケータ (例えばファイル名など) を指します。これは、"http://qt-project.org "のような絶対的なものと、"pics/logo.png "のような相対的なものがあります。相対URLは、含むコンポーネントのURLに対して相対的に解決されます。
url
例えば、以下はImage::source プロパティに有効な URL を割り当てています:
Image { source: "pics/logo.png" }
C++と統合する場合、C++からQMLに渡された QUrl の値は自動的にurl
の値に変換されることに注意してください。
あるいは、url
をURLオブジェクトに変換して、その構成要素にアクセスしたり変更したりすることもできます:
var urlObject = new URL(url);
注意: Qt 5 では、URL をurl
プロパティに代入する際、現在のコンテキストに基づ いて自動的に解決されました。このため、相対 URL を扱うことができず、以前プロパティに書き込まれた URL を読み戻す際に一貫性のない動作が発生しました。そのため、Qt 6 では動作が変更されました: URL は割り当て時に自動的に解決されなくなりました。URL を使用する個々の要素は、自分で URL を解決しなければなりません。
注意: Qt Resource Systemに格納されたファイルを QML 内から参照する場合、QML は URL のパスを要求するため、":/" ではなく、"qrc:///" を使用する必要があります。QML は URL のパスを要求します。そのファイル内で解決される相対 URL は同じプロトコルを使用します。
さらに、URLにはRFC 3986で規定されている'percent-encoding'スキームでエンコードされた文字が含まれることがあります。これらの文字は、url
型のプロパティに保存され、QML コードが正確な URL 値を構築できるようになります。
例えば、'#'文字を含むローカルファイルは、通常URLの'fragment'要素の先頭と解釈されますが、ファイル名の文字をエンコードすることでアクセスすることができます:
Image { source: encodeURIComponent("/tmp/test#1.png") }
この値型はQML言語によって提供されています。
QML Value Typesも参照してください 。
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