QOpenGLVersionProfile Class
QOpenGLVersionProfileクラスは、OpenGLコンテキストのバージョンとプロファイルを表します。詳細...
Header: | #include <QOpenGLVersionProfile> |
CMake: | find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS OpenGL) target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::OpenGL) |
qmake: | QT += opengl |
パブリック関数
QOpenGLVersionProfile() | |
QOpenGLVersionProfile(const QSurfaceFormat &format) | |
QOpenGLVersionProfile(const QOpenGLVersionProfile &other) | |
~QOpenGLVersionProfile() | |
bool | hasProfiles() const |
bool | isLegacyVersion() const |
bool | isValid() const |
QSurfaceFormat::OpenGLContextProfile | profile() const |
void | setProfile(QSurfaceFormat::OpenGLContextProfile profile) |
void | setVersion(int majorVersion, int minorVersion) |
QPair<int, int> | version() const |
QOpenGLVersionProfile & | operator=(const QOpenGLVersionProfile &rhs) |
詳細説明
このクラスのオブジェクトを QOpenGLContext::versionFunctions() に渡すと、OpenGL の特定のバージョンとプロファイルの関数オブジェクトを要求することができます。
また、バージョンがプロファイルをサポートしているか、レガシーバージョンであるかをチェックするためのいくつかのヘルパー関数も含まれています。
メンバー関数ドキュメント
QOpenGLVersionProfile::QOpenGLVersionProfile()
デフォルトの無効な QOpenGLVersionProfile オブジェクトを作成します。
[explicit]
QOpenGLVersionProfile::QOpenGLVersionProfile(const QSurfaceFormat &format)
format のバージョンとプロファイルで初期化された QOpenGLVersionProfile オブジェクトを作成します。
QOpenGLVersionProfile::QOpenGLVersionProfile(const QOpenGLVersionProfile &other)
other のコピーを構築します。
[noexcept]
QOpenGLVersionProfile::~QOpenGLVersionProfile()
QOpenGLVersionProfile オブジェクトを破棄します。
bool QOpenGLVersionProfile::hasProfiles() const
version() によって返された OpenGL バージョンでプロファイルがサポートされている場合、true
を返します。プロファイルをサポートしているのは、OpenGLバージョン >= 3.2のみです。
profile() およびversion()も参照してください 。
bool QOpenGLVersionProfile::isLegacyVersion() const
version()によって返されたOpenGLバージョンが非推奨関数を含み、プロファイルをサポートしていない場合、すなわちOpenGLバージョンが<= 3.1の場合、true
。
bool QOpenGLVersionProfile::isValid() const
バージョン番号が有効な場合はtrue
を返す。デフォルトで構築されたQOpenGLVersionProfile オブジェクトの場合、この関数はfalse
を返すことに注意してください。
setVersion() およびversion()も参照してください 。
QSurfaceFormat::OpenGLContextProfile QOpenGLVersionProfile::profile() const
OpenGLプロファイルを返します。このバージョンでプロファイルがサポートされている場合のみ意味があります。
setProfile() も参照して ください。
void QOpenGLVersionProfile::setProfile(QSurfaceFormat::OpenGLContextProfile profile)
OpenGL プロファイルprofile を設定します。このバージョンでプロファイルがサポートされている場合のみ意味があります。
profile() も参照して ください。
void QOpenGLVersionProfile::setVersion(int majorVersion, int minorVersion)
メジャー・バージョン番号とマイナー・バージョン番号をそれぞれmajorVersion とminorVersion に設定します。
version()も参照の こと。
QPair<int, int> QOpenGLVersionProfile::version() const
QPair<int,int>を返す。ここで、構成要素はそれぞれメジャーとマイナーのOpenGLバージョン番号を表す。
setVersion()も参照 。
QOpenGLVersionProfile &QOpenGLVersionProfile::operator=(const QOpenGLVersionProfile &rhs)
rhs のバージョンとプロファイルをこのQOpenGLVersionProfile オブジェクトに割り当てます。
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