QTP0004
QML モジュールの QML ファイルを含む余分なディレクトリには、余分な qmldir ファイルが必要です。
このポリシーは Qt 6.8 で導入されました。このポリシーにより、ビルドシステムは QML モジュールの QML ファイルを含む追加のディレクトリごとに追加の qmldir ファイルを生成します。
このポリシーを有効にすると、モジュール内の各QMLコンポーネントの暗黙のインポートがモジュールそのものと同じになります。つまり、モジュールを明示的にインポートしなくても、すべてのコンポーネントが互いに参照できるようになります。
このポリシーのOLD
の動作は、qmldirファイルがモジュールのルートディレクトリに対してのみ生成されるというものです。
NEW
このポリシーの動作は、モジュール内の QML ファイルがある各ディレクトリに対して、個別の qmldir ファイルが生成されます。
Qt 6.8では、このポリシーを明示的に設定しないと警告が表示されます。
注意: ポリシーのOLD
の動作は非推奨であり、将来的に削除される可能性があります。
qt_policy,qt_standard_project_setup(),qt_cmake_policies,qt_add_qml_moduleも参照してください 。
本ドキュメントに含まれる文書の著作権は、それぞれの所有者に帰属します。 本書で提供されるドキュメントは、Free Software Foundation が発行したGNU Free Documentation License version 1.3に基づいてライセンスされています。 Qtおよびそれぞれのロゴは、フィンランドおよびその他の国におけるThe Qt Company Ltd.の 商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。