Qt シリアルポート
Qt Serial Port は、コンフィギュレーション、I/O 操作、RS-232 ピンアウトの制御信号の取得と設定のための基本機能を提供します。
以下の項目は、このモジュールではサポートされていません:
- エコー、制御CR/LFなどのターミナル機能。
- データ転送のテキストモード表示。
- 読み書き時のタイムアウトと遅延設定。
- ピンアウト信号変更時の通知。
モジュールの使用
Qt モジュールの C++ API を使用するには、モジュール・ライブラリを直接リンクするか、他の依存関係を介してリンクする必要があります。CMakeや qmakeなど、いくつかのビルドツールはこのための専用サポートを持っています。
CMake でのビルド
find_package()
コマンドを使用して、必要なモジュール・コンポーネントをQt6
パッケージから探します:
find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS SerialPort)
target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::SerialPort)
詳細については、CMakeによるビルドの概要を参照してください。
qmakeでのビルド
モジュールをqmakeでビルドするように設定するには、プロジェクトの.proファイルにQT
変数の値としてモジュールを追加します:
QT += serialport
モジュールの進化
Qt SerialPort の変更点には、Qt 6 シリーズの Qt で行われたモジュールの API と機能の重要な変更が記載されています。
関連情報
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