Qt バーチャルキーボード

Qt Virtual Keyboard プロジェクトは、Linux Desktop/X11、Windows Desktop、Boot2Qt ターゲットの Qt 6 用の入力フレームワークとリファレンスキーボードフロントエンドを提供します。

入力フレームワークにより、カスタム入力メソッドを簡単に書いたり、サードパーティの入力エンジンを統合することができます。入力メソッドは C++ または QML で実装できます。

モジュールの使用

Qt モジュールの C++ API を使用するには、モジュール・ライブラリを直接、または他の依存関係を介してリンクする必要があります。CMakeや qmakeなど、いくつかのビルドツールはこのための専用サポートを持っています。

CMake でのビルド

find_package() コマンドを使用して、必要なモジュール・コンポーネントをQt6 パッケージから探します:

find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS VirtualKeyboard)
target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::VirtualKeyboard)

詳細については、CMakeによるビルドの概要を参照してください。

qmakeでのビルド

qmakeでビルドするようにモジュールを設定するには、プロジェクトの.proファイルにQT 変数の値としてモジュールを追加します:

QT += virtualkeyboard

記事とガイド

使用例

リファレンス

ライセンスと帰属

Qt Virtual Keyboard はThe Qt Company の商用ライセンスで利用できます。また、GNU General Public License, version 3 の下でも利用可能です。詳細はQt ライセンスを参照してください。

さらに、Qt Virtual Keyboard は、以下の許諾ライセンスの下、サードパーティモジュールを含む可能性があります:

OpenWnn

Apache License 2.0

PinyinIME

Apache ライセンス 2.0

Traditional Chinese IME (tcime)

Apache License 2.0 および BSD 3-clause "New" または "Revised" ライセンス

本ドキュメントに含まれる文書の著作権は、それぞれの所有者に帰属します 本書で提供されるドキュメントは、Free Software Foundation が発行したGNU Free Documentation License version 1.3に基づいてライセンスされています。 Qtおよびそれぞれのロゴは、フィンランドおよびその他の国におけるThe Qt Company Ltd.の 商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。