VxWorksデバイス上のC++アプリケーションのデバッグ

注記: すべてのライブラリ依存関係をSDカードに配置してください。マウントされたNFSディレクトリなど、他の場所からのデバッグは機能しません。

Qt Creator を実行すると、アプリケーション・バイナリおよびその他の展開可能なファイルがSDカードのルートにコピーされます。SD カード上のディレクトリ構造は保存も作成もされません。

Qt アプリケーションをデバッグするには、VxWorks ソースビルド(VSB)設定に次の行を追加します:

vxprj vsb config -s -add "_WRS_CONFIG_TCF_GDB_RSP=y"

デバイス上で GDB サーバを自動的に起動するには、次の行を VxWorks イメージプロジェクト(VIP)設定に追加します:

"INCLUDE_DEBUG_AGENT"
"INCLUDE_DEBUG_AGENT_START"
"INCLUDE_STANDALONE_SYM_TBL"

詳細については、Qt for VxWorks を参照してください。

デバッグを設定するには

  1. プロジェクトの VxWorks キットをアクティブにします。
  2. Projects >Run Settings に移動します。
  3. PriorityStack size を設定します。

    VxWorksの実行設定

  4. Environment で、変数LD_LIBRARY_PATH に SD カード上のライブラリの場所を設定します。SD カードへのパスが/sd0a でない場合は、VX_SDCARD_PATH を正しい場所に設定します。

デバッグを開始するには、F5 を選択するか、Debug >Start Debugging >Start Debugging of Startup Project に進みます。

プロジェクトのキットの ActiveVxWorks デバイス用のキットの作成デバッグQt for VxWorksも参照してください

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