qt_exclude_from_translation
このプロパティは Qt 6.7 で導入されました。
このディレクトリプロパティをON
に設定すると、ディレクトリとそのサブディレクトリにあるすべてのターゲットが翻訳から除外されます。qt_collect_translation_source_targetsコマンドはこのようなターゲットをスキップします。
単一のターゲットを除外するには、ターゲット・プロパティQT_EXCLUDE_FROM_TRANSLATION を使用します。
例
次の例では、tests
ディレクトリで定義されているターゲットから翻訳可能な文字列は抽出されません。
add_subdirectory(app) add_subdirectory(tests) set_property(DIRECTORY tests PROPERTY QT_EXCLUDE_FROM_TRANSLATION ON) qt_add_translations(myapp)
あるいは、tests
サブディレクトリのCMakeLists.txt
にディレクトリ・プロパティを設定することもできます。
# tests/CMakeLists.txt qt_add_executable(...) add_test(...) set_directory_properties(PROPERTIES QT_EXCLUDE_FROM_TRANSLATION ON)
QT_EXCLUDE_SOURCES_FROM_TRANSLATIONも参照してください 。
本ドキュメントに含まれる文書の著作権は、それぞれの所有者に帰属します。 本書で提供されるドキュメントは、Free Software Foundation が発行したGNU Free Documentation License version 1.3に基づいてライセンスされています。 Qtおよびそれぞれのロゴは、フィンランドおよびその他の国におけるThe Qt Company Ltd.の 商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。