QLEInteger Class

template <typename T> class QLEInteger

QLEInteger クラスは、プラットフォームに依存しないリトルエンディアン整数を提供します。詳細...

Header: #include <QLEInteger>
CMake: find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS Core)
target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::Core)
qmake: QT += core

パブリック関数

QLEInteger(T value)
T operator T() const
bool operator!=(QLEInteger<T> other) const
QLEInteger<T> &operator%=(T i)
QLEInteger<T> &operator&=(T i)
QLEInteger<T> &operator*=(T i)
QLEInteger<T> &operator++()
QLEInteger<T> operator++(int)
QLEInteger<T> &operator+=(T i)
QLEInteger<T> &operator--()
QLEInteger<T> operator--(int)
QLEInteger<T> &operator-=(T i)
QLEInteger<T> &operator/=(T i)
QLEInteger<T> &operator<<=(T i)
QLEInteger<T> &operator=(T i)
bool operator==(QLEInteger<T> other) const
QLEInteger<T> &operator>>=(T i)
QLEInteger<T> &operator^=(T i)
QLEInteger<T> &operator|=(T i)

静的パブリックメンバー

QLEInteger<T> max()
QLEInteger<T> min()

詳細説明

テンプレート・パラメータT は C++ 整数型でなければなりません:

  • 8 ビット: char、符号付き char、符号なし char、qint8、quint8
  • 16 ビット: short、unsigned short、qint16、quint16、char16_t
  • 32ビット: int, unsigned int, qint32, quint32, char32_t
  • 64ビット: long long、unsigned long long、qint64、quint64
  • プラットフォーム固有サイズ: long, unsigned long
  • ポインタ・サイズ: qintptr, quintptr, qptrdiff

注意: このクラスを使うとネイティブ整数を使うより遅くなることがあるので、正確なエンディアンが必要なときだけ使ってください。

メンバ関数の説明

[explicit constexpr] QLEInteger::QLEInteger(T value)

与えられたvalue で QLEInteger を構築します。

[static constexpr] QLEInteger<T> QLEInteger::max()

数値型 T で表現可能な最大(有限)値を返します。

[static constexpr] QLEInteger<T> QLEInteger::min()

数値型 T で表現可能な最小(有限)値を返します。

T QLEInteger::operator T() const

このQLEInteger の値をネイティブ整数として返します。

bool QLEInteger::operator!=(QLEInteger<T> other) const

このQLEInteger の値がother の値と等しくない場合、true を返す。

QLEInteger<T> &QLEInteger::operator%=(T i)

このQLEIntegeri による除算の余りに設定し、このオブジェクトへの参照を返します。

QLEInteger<T> &QLEInteger::operator&=(T i)

i とのビットごとの AND をこのQLEInteger に実行し、このオブジェクトへの参照を返す。

QLEInteger<T> &QLEInteger::operator*=(T i)

i をこのQLEInteger と乗算し、このオブジェクトへの参照を返す。

QLEInteger<T> &QLEInteger::operator++()

このQLEInteger に対して前置++ (インクリメント)を実行し、このオブジェクトへの参照を返す。

QLEInteger<T> QLEInteger::operator++(int)

このQLEInteger に対して postfix++ (インクリメント)を実行し、このオブジェクトへの参照を返す。

QLEInteger<T> &QLEInteger::operator+=(T i)

このQLEIntegeri を追加し、このオブジェクトへの参照を返す。

QLEInteger<T> &QLEInteger::operator--()

このQLEInteger に対してプレフィックス-- (デクリメント)を実行し、このオブジェクトへの参照を返す。

QLEInteger<T> QLEInteger::operator--(int)

このQLEInteger に対して postfix-- (デクリメント)を実行し、このオブジェクトへの参照を返す。

QLEInteger<T> &QLEInteger::operator-=(T i)

QLEInteger からi を引き、このオブジェクトへの参照を返す。

QLEInteger<T> &QLEInteger::operator/=(T i)

このQLEIntegeri で割り、このオブジェクトへの参照を返す。

QLEInteger<T> &QLEInteger::operator<<=(T i)

このQLEInteger に対してi による右シフトを行い、このオブジェクトへの参照を返す。

QLEInteger<T> &QLEInteger::operator=(T i)

このQLEIntegeri を代入し、このQLEInteger への参照を返す。

bool QLEInteger::operator==(QLEInteger<T> other) const

このQLEInteger の値がother の値と等しい場合、true を返す。

QLEInteger<T> &QLEInteger::operator>>=(T i)

このQLEInteger に対してi による左シフトを実行し、このオブジェクトへの参照を返す。

QLEInteger<T> &QLEInteger::operator^=(T i)

このQLEInteger に対してi によるビットごとの XOR を実行し、このオブジェクトへの参照を返す。

QLEInteger<T> &QLEInteger::operator|=(T i)

QLEInteger に対してi とのビットごとの OR を実行し、このオブジェクトへの参照を返す。

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