LoggingCategory QML Type
QMLでロギングカテゴリを定義します。詳細...
Import Statement: | import QtQml |
プロパティ
- defaultLogLevel : enumeration
- name : string
詳細説明
ロギングカテゴリは、console.log() や friends に第一引数として渡すことができます。ロガーに渡された場合、LoggingCategory の名前がロギング・カテゴリーとして使用されます。そうでなければ、デフォルトのロギング・カテゴリーが使用されます。
import QtQuick Item { LoggingCategory { id: category name: "com.qt.category" defaultLogLevel: LoggingCategory.Warning } Component.onCompleted: { console.log(category, "log message"); console.warn(category, "warning message"); } }
デフォルトでは、com.qt.category: warning message
のみが出力されます。log message
はdefaultLogLevel のために抑制されます。 しかし、QLoggingCategory と同じように、QMLのロギングカテゴリーに対してもログレベルを設定することができます。
注意: オブジェクトの生成にはコストがかかるので、必要な LoggingCategory の定義をシングルトンにして、必要な場所でインポートすることを推奨します。
QLoggingCategoryも参照してください 。
プロパティ ドキュメント
defaultLogLevel : enumeration |
ロギングカテゴリのデフォルトのログレベルを保持します。デフォルトでは、LoggingCategory.Debug ログ・レベルで作成されます。
以下の列挙値を使用できます:
- LoggingCategory.Debug
- LoggingCategory.Info
- LoggingCategory.Warning
- LoggingCategory.Critical
- LoggingCategory.Fatal
これらは、QtMsgType 列挙の値を反映している。
注意: このプロパティは、LoggingCategory を宣言するときに設定する必要があり、後で変更することはできません。
QtMsgTypeも参照のこと 。
name : string |
ロギング・カテゴリの名前を保持する。
注意: このプロパティはLoggingCategory を宣言するときに設定する必要があり、後で変更することはできません。
QLoggingCategory::categoryName()も参照して ください。
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