vector2d QML Value Type
vector2d型はx属性とy属性を持つ。詳細...
詳細な説明
vector2d
型はx
とy
属性を持ち、それ以外はvector3d
型に似ている。
vector2d
型のプロパティは、デフォルト値としてゼロベクトルを持ちます。これはx
とy
の両方が0
に設定されています。
詳細については、vector3d
タイプに関するドキュメントを参照してください。
vector2d
の値を作成するには、"x,y" の文字列として指定するか、コンポーネントを個別に定義するか、Qt.vector2d() 関数で合成します。
vector2d型にはQMLで呼び出すことのできる以下のようなべき等関数があります:
関数のシグネチャ | 説明 | 例 |
---|---|---|
real dotProduct(vector2d other) | this vector2d とother vector2d のドット積のスカラー実数結果を返す。 | |
vector2d times(vector2d other) | this vector2d とother vector2d との乗算の vector2d 結果を返します。 | |
vector2d times(real factor) | this vector2d にスカラーを乗算した vector2d の結果を返します。factor | var a = Qt.vector2d(1,2); var b = 4.48; var c = a.times(b); console.log(c.toString()); // QVector2D(4.48, 8.96) |
vector2d plus(vector2d その他) | this vector2d とother vector2d を加算した vector2d の結果を返します。 | |
vector2d minus(vector2d other) | this vector2d からother vector2d を減算した vector2d の結果を返します。 | |
vector2d 正規化() | this vector の正規化形式を返す | var a = Qt.vector2d(1,2); var b = a.normalized(); console.log(b.toString()); // QVector2D(0.447214, 0.894427) |
real length() | this vector2d の長さのスカラー実数値を返す | var a = Qt.vector2d(1,2); var b = a.length(); console.log(b.toString()); // 2.23606797749979 |
vector3d toVector3d() | this vector2dをvector3dに変換した結果を返す | var a = Qt.vector2d(1,2); var b = a.toVector3d(); console.log(b.toString()); // QVector3D(1, 2, 0) |
vector4d toVector4d() | this vector2d を vector4d に変換した vector4d 結果を返します。 | var a = Qt.vector2d(1,2); var b = a.toVector4d(); console.log(b.toString()); // QVector4D(1, 2, 0, 0) |
bool fuzzyEquals(vector2d other, real epsilon) | this vector2d がother vector2d とほぼ等しい場合に真を返します。近似値は、this の各属性がother のepsilon 以内にある場合に真となります。epsilon はオプション引数であることに注意してください。デフォルトのepsilon は 0.00001 です。 |
この値型はQtQuick インポートによって提供されます。
QMLの値型も参照してください 。
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