QModelRoleData Class

QModelRoleData クラスはロールとそのロールに関連するデータを保持します。詳細...

Header: #include <QModelRoleData>
CMake: find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS Core)
target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::Core)
qmake: QT += core
Since: Qt 6.0

パブリック関数

QModelRoleData(int role)
void clearData()
QVariant &data()
const QVariant &data() const
int role() const
void setData(T &&value)

詳細説明

QModelRoleData オブジェクトは、アイテムのロール (Qt::ItemDataRole 列挙からの値、またはカスタムロールの場合は任意の整数値) と、そのロールに関連付けられたデータを保持します。

QModelRoleData オブジェクトは通常、ビューまたはデリゲートによって作成され、データを取得するロールを設定します。このオブジェクトはモデル (QAbstractItemModel::multiData() を参照) に渡され、モデルによってロールに対応するデータが格納されます。最後に、ビューはモデルから取得したデータを可視化します。

モデル/ビュープログラミングと QModelRoleDataSpanも参照してください

メンバ関数の説明

[explicit noexcept] QModelRoleData::QModelRoleData(int role)

与えられたrole に対して QModelRoleData オブジェクトを構築します。

Qt::ItemDataRole参照して ください。

[noexcept] void QModelRoleData::clearData()

このオブジェクトが保持するデータをクリアします。ロールは変更されず、データのみがクリアされることに注意してください。

data()も参照して ください。

[constexpr noexcept] QVariant &QModelRoleData::data()

このオブジェクトが保持するデータを、変更可能な参照として返します。

setData() も参照

[constexpr noexcept] const QVariant &QModelRoleData::data() const

このオブジェクトが保持するデータを返します。

setData() も参照して ください。

[constexpr noexcept] int QModelRoleData::role() const

このオブジェクトが保持するロールを返します。

Qt::ItemDataRole参照して ください。

[constexpr noexcept(...)] template <typename T> void QModelRoleData::setData(T &&value)

このオブジェクトが保持するデータをvalue に設定します。value は、QVariant に格納できるデータ型でなければなりません。

注意: この関数は、"noexcept(m_data.setValue(std::forward<T>(value)) "が真である場合、例外をスローしません。

data(),clearData(),Q_DECLARE_METATYPEも参照してください

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