QScrollPrepareEvent Class

QScrollPrepareEvent クラスは、スクロールの準備のために送信されます。詳細...

Header: #include <QScrollPrepareEvent>
CMake: find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS Gui)
target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::Gui)
qmake: QT += gui
Inherits: QEvent

パブリック関数

QScrollPrepareEvent(const QPointF &startPos)
QPointF contentPos() const
QRectF contentPosRange() const
void setContentPos(const QPointF &pos)
void setContentPosRange(const QRectF &rect)
void setViewportSize(const QSizeF &size)
QPointF startPos() const
QSizeF viewportSize() const

詳細説明

スクロール準備イベントは、(通常はQScroller によって)スクロールが開始される前に送信されます。このイベントを受信したオブジェクトは、viewportSize 、maxContentPos、contentPos を設定する必要があります。また、スクロールを開始する必要があることを示すために、このイベントを受け入れる必要があります。

例えば、コンテンツの最大位置が (0, 0) の場合など、QScrollPrepareEvent を受け付けた後にQScrollEvent が送信されることは保証されません。

QScrollEvent およびQScrollerも参照してください

メンバ関数ドキュメント

[explicit] QScrollPrepareEvent::QScrollPrepareEvent(const QPointF &startPos)

新しい QScrollPrepareEvent を作成します。startPos は、スクロールを開始したタッチまたはマウスイベントの位置です。

QPointF QScrollPrepareEvent::contentPos() const

setContentPos で設定されたコンテンツの現在位置を返します。

setContentPos()も参照してください

QRectF QScrollPrepareEvent::contentPosRange() const

setContentPosRange() によって設定されたコンテンツの座標範囲を返す。

setContentPosRange()も参照

void QScrollPrepareEvent::setContentPos(const QPointF &pos)

pos に現在のコンテンツの位置を設定します。

contentPos() も参照

void QScrollPrepareEvent::setContentPosRange(const QRectF &rect)

コンテンツの座標範囲をrect に設定します。

contentPosRange() も参照

void QScrollPrepareEvent::setViewportSize(const QSizeF &size)

スクロールする領域のサイズをsize に設定します。

viewportSize() も参照

QPointF QScrollPrepareEvent::startPos() const

スクロールを開始したタッチまたはマウス・イベントの位置を返す。

QSizeF QScrollPrepareEvent::viewportSize() const

で設定されたスクロールされる領域のサイズを返します。setViewportSize

setViewportSize()も参照して ください。

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