QTP0001

':/qt/qml/' は QML モジュールのデフォルトのリソース接頭辞です。

このポリシーは Qt 6.5 で導入されました。qt_add_qml_module()がQMLリソースをリソースシステムに格納する場所を変更します。

このポリシーを有効にすることで、QMLモジュールがデフォルトのインポートパスの下に配置され、手動でQQmlEngine::addImportPath を呼び出さなくてもその型が見つけられるようになります。

このポリシーのOLD の動作は、qt_add_qml_module() の引数RESOURCE_PREFIX のデフォルトが":/" になります。

このポリシーのNEW の動作は、qt_add_qml_module() の引数RESOURCE_PREFIX のデフォルトが":/qt/qml/" になっています。 この新しい動作は、モジュールがQML インポートパスに置かれ、さらに設定することなく見つけられることを保証します。

Qt 6.5 では、qt_add_qml_module コマンドに以下の引数を渡さないと警告が表示されます:RESOURCE_PREFIX NO_RESOURCE_TARGET_PATHqt_policyコマンドを使用して、ポリシーを明示的にOLD またはNEW に設定することで、警告を抑制することができます。

注意: ポリシーのOLD の動作は非推奨であり、将来削除される可能性があります。

qt_policy,qt_standard_project_setup(),qt_cmake_policies,qt_add_qml_moduleも参照してください

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