QWaylandXdgShell Class

QWaylandXdgShell クラスは、デスクトップスタイルのユーザーインターフェースの拡張です。詳細...

Header: #include <QWaylandXdgShell>
CMake: find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS WaylandCompositor)
target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::WaylandCompositor)
qmake: QT += waylandcompositor
In QML: XdgShell
Inherits: QWaylandShellTemplate

パブリック関数

QWaylandXdgShell()
QWaylandXdgShell(QWaylandCompositor *compositor)

再実装パブリック関数

virtual void initialize() override

パブリックスロット

uint ping(QWaylandClient *client)

シグナル

void pong(uint serial)
void popupCreated(QWaylandXdgPopup *popup, QWaylandXdgSurface *xdgSurface)
void toplevelCreated(QWaylandXdgToplevel *toplevel, QWaylandXdgSurface *xdgSurface)
void xdgSurfaceCreated(QWaylandXdgSurface *xdgSurface)

静的パブリック・メンバー

const struct wl_interface *interface()

詳しい説明

QWaylandXdgShellエクステンションは、QWaylandXdgToplevel またはQWaylandXdgPopup を通常のWaylandサーフェスに関連付ける方法を提供します。QWaylandXdgToplevel インターフェイスを使用して、クライアントはサーフェスのサイズ変更や移動などをリクエストできます。

QWaylandXdgShellはWaylandインターフェースのxdg_shell に対応しています。

メンバー関数ドキュメント

[explicit] QWaylandXdgShell::QWaylandXdgShell()

QWaylandXdgShellオブジェクトを構築する。

[explicit] QWaylandXdgShell::QWaylandXdgShell(QWaylandCompositor *compositor)

compositorQWaylandXdgShell オブジェクトを構築します。

[override virtual] void QWaylandXdgShell::initialize()

再インプリメント:QWaylandCompositorExtension::initialize().

シェル拡張を初期化します。

[static] const struct wl_interface *QWaylandXdgShell::interface()

QWaylandXdgShell の Wayland インターフェースを返します。

[slot] uint QWaylandXdgShell::ping(QWaylandClient *client)

ping イベントをclient に送信します。クライアントがこのイベントに応答するとpong シグナルが発信されます。

[signal] void QWaylandXdgShell::pong(uint serial)

このシグナルは、クライアントがpingイベントにシリアルで応答したときに発せられるserial

QWaylandXdgShell::ping()も参照

[signal] void QWaylandXdgShell::popupCreated(QWaylandXdgPopup *popup, QWaylandXdgSurface *xdgSurface)

このシグナルは、クライアントがxdg_popup を作成したときに発行されます。一般的な使用例は、このシグナルのハンドラがQWaylandShellSurfaceItemまたはQWaylandQuickItem をインスタンス化し、QtQuick のシーンにpopup を表示することです。

xdgSurface は のロールオブジェクトです。XdgSurface popup

[signal] void QWaylandXdgShell::toplevelCreated(QWaylandXdgToplevel *toplevel, QWaylandXdgSurface *xdgSurface)

このシグナルは、クライアントがxdg_toplevel を作成したときに発行されます。一般的な使用例は、このシグナルのハンドラがQtQuick のシーンでtoplevel を表示するためにQWaylandShellSurfaceItemまたはQWaylandQuickItem をインスタンス化することです。

xdgSurface は のロールオブジェクトです。XdgSurface toplevel

[signal] void QWaylandXdgShell::xdgSurfaceCreated(QWaylandXdgSurface *xdgSurface)

このシグナルは、クライアントがxdg_surface を作成したときに発行されます。xdgSurface は、ロールオブジェクトを受け取るまで、マップされない、つまり、xdg-shell プロトコルによれば、表示されないことに注意してください。

toplevelCreated() とpopupCreated()も参照してください

©2024 The Qt Company Ltd. 本文書に含まれる文書の著作権は、それぞれの所有者に帰属します。 本書で提供されるドキュメントは、Free Software Foundation が発行したGNU Free Documentation License version 1.3に基づいてライセンスされています。 Qtおよびそれぞれのロゴは、フィンランドおよびその他の国におけるThe Qt Company Ltd.の 商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。