化石
Fossilは、SQLiteの開発者によって設計・開発されたオープンソースの分散バージョン管理システムです。スタンドアローンのFossil実行ファイルは、ソース・コントロール管理エンジン、ウェブ・インターフェイス、課題トラッカー、ウィキ、ビルトインのウェブ・サーバーを備えています。FossilはLinux、Windows、macOSで利用可能です。
注: Fossilプラグインを使用するには、Fossilプラグインを有効にしてください。
Qt Creator から Fossil を使用するには、以下のセクションで説明するようにインストールと設定を行う必要があります。
Fossil の設定
- Fossil SCM クライアントをダウンロードし、
fossil実行ファイルをPATHにインストールします。 - ローカル Fossil リポジトリとリモートクローンを格納するディレクトリを作成または指定します。例:
~/fossils/qt. - Preferences>Version Control >Fossil を選択し、Default path フィールドに指定ディレクトリを設定します。

ローカル Fossil リポジトリを作成するには、Tools >Fossil >Create Repository を選択します。
リモート Fossil リポジトリをクローンするには、File >New Project >Import Project >Fossil Clone を選択します。
その他の Fossil 機能
バージョン管理システムで説明した標準のバージョン管理システム機能に加えて、Fossil サブメニューには以下の項目があります:
| メニュー項目 | メニュー項目 |
|---|---|
| Pull | リモートリポジトリから変更を取り込みます。 |
| Push | コミットした変更をリモートリポジトリにプッシュする |
| Update | 現在のチェックアウトのバージョンを変更します。コミットされていない変更は保持され、新しいチェックアウトに適用されます。 |
| Settings | ローカルリポジトリの設定を行います。 |
Fossilの環境設定
Fossil の環境設定を行うには、環境設定>Version Control >Fossil を選択してください:
- Command コマンドラインクライアント実行ファイルへのパスを指定します。
- Default path デフォルトでローカルリポジトリを保存するディレクトリへのパスを指定します。
- Default user リポジトリへの変更の作成者となる既存のユーザーを指定します。
- SSL/TLS identity サーバーが認証に使用する SSL/TLS クライアント ID キーを設定します。
- Log count ログの最大行数を設定します。
- Log width ログエントリの行の幅を 20 以上に設定します。値0は、1エントリにつき1行を示す。
- Timeout バージョン管理操作のタイムアウトを設定します。
- Disable auto sync コミットまたは更新前の自動プル、およびコミットまたはタグもしくはブランチ作成後の自動プッシュを無効にします。
プラグインの有効化と無効化、バージョン管理システムの設定、一般的なVCS機能の使用、バージョン管理システムも参照してください 。
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