複数の軸を使用する

注: これは、ウィジェット・ギャラリーによるチャートの例の一部です。

QChart インスタンスを作成し、チャートの凡例を非表示にして、タイトルを設定する。

auto chart = new QChart;
chart->legend()->hide();
chart->setTitle("Multiple Vertical Axes in Chart");

両方の系列で横軸として使用されるQValueAxis インスタンスを作成し、チャートの下部に追加します。軸は多くの系列間で共有できるが、各系列は1つの縦軸と横軸しか持てない。

auto axisX = new QValueAxis;
axisX->setTickCount(10);
chart->addAxis(axisX, Qt::AlignBottom);

最初の系列を作成し、それにデータを追加する。最後に、系列をチャートに追加する。独自のY軸をインスタンス化して、それをチャートに追加する。そして、共通のX軸と系列固有のY軸の両方をアタッチする。この例では、どの軸がどの系列に付いているかを区別できるように、軸線の色を系列の色と同じに設定しています。

auto series = new QSplineSeries;
*series << QPointF(1, 5) << QPointF(3.5, 18) << QPointF(4.8, 7.5) << QPointF(10, 2.5);
chart->addSeries(series);

auto axisY = new QValueAxis;
axisY->setLinePenColor(series->pen().color());

chart->addAxis(axisY, Qt::AlignLeft);
series->attachAxis(axisX);
series->attachAxis(axisY);

同様に別の系列を準備する。今度は別の軸タイプを使用する。さらにグリッド線の色もシリーズの色と同じになるように設定する。

series = new QSplineSeries;
*series << QPointF(1, 0.5) << QPointF(1.5, 4.5) << QPointF(2.4, 2.5) << QPointF(4.3, 12.5)
        << QPointF(5.2, 3.5) << QPointF(7.4, 16.5) << QPointF(8.3, 7.5) << QPointF(10, 17);
chart->addSeries(series);

auto axisY3 = new QCategoryAxis;
axisY3->append("Low", 5);
axisY3->append("Medium", 12);
axisY3->append("High", 17);
axisY3->setLinePenColor(series->pen().color());
axisY3->setGridLinePen((series->pen()));

chart->addAxis(axisY3, Qt::AlignRight);
series->attachAxis(axisX);
series->attachAxis(axisY3);

QChart をパラメータとしてQChartView オブジェクトを作成します。

createDefaultChartView(chart);

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