Qt OPC UA

Qt OPC UAモジュールは、open62541ライブラリの上に、OPC UA サーバーと対話するための Qt API を実装しています。

QML APIはまだ開発中ですが、テクノロジープレビューとして利用可能です。つまり、これらの部分は不安定であり、変更される可能性があります。

モジュールの使用

QML API

QML typesQtOpcUa import から利用できます。型を使用するには、.qml ファイルに以下の import 文を追加してください:

import QtOpcUa as QtOpcUa

C++ API

C++ API を使用するには、モジュールライブラリを直接リンクするか、他の依存関係を通 してリンクする必要があります。CMakeやqmakeを含むいくつかのビルドツールは、このための専用サポートを持っています。

CMakeでビルドする

find_package() コマンドを使用して、Qt6 パッケージ内の必要なモジュールコンポーネントを探します:

find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS OpcUa)
target_link_libraries(mytarget Qt::OpcUa)

qmakeでビルドする

qmakeでビルドするようにモジュールを設定するには、プロジェクトの.proファイルにQT変数の値としてモジュールを追加します:

QT += opcua

記事とガイド

使用例

リファレンス

ライセンスと使用許諾

Qt OPC UA はThe Qt Company の商用ライセンスで利用できます。また、フリーソフトウェアライセンスでも提供されています:GNU Lesser General Public License, version 3 またはGNU General Public License, version 2 です。詳細はQt ライセンスを参照してください。

さらに、Qt 6.8.0のQt OPC UAには、以下のライセンスでサードパーティモジュールが含まれています:

Open62541, version 1.3.11

Mozilla Public License 2.0 and Creative Commons Zero v1.0 Universal and Creative Commons Attribution Share Alike 4.0 International and BSD 3-Clause "New" or "Revised" License and Apache License 2.0 and MIT License。

本ドキュメントに含まれる文書の著作権は、それぞれの所有者に帰属します 本書で提供されるドキュメントは、Free Software Foundation が発行したGNU Free Documentation License version 1.3に基づいてライセンスされています。 Qtおよびそれぞれのロゴは、フィンランドおよびその他の国におけるThe Qt Company Ltd.の 商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。