Qt センサー

Qt Sensors モジュールは、QML と C++ インタフェースを介してセンサーハードウェアへのアクセスを提供します。

現在、この API はAndroidiOSWindows (MSVC) でサポートされています。

モジュールの使い方

QML API

モジュールの QML 型はQtSensors のインポートから利用できます。この型を使用するには、以下の import 文を .qml ファイルに追加してください:

import QtSensors

C++ API

Qt モジュールの C++ API を使用するには、モジュールライブラリを直接リンクするか、他の依存関係を通 してリンクする必要があります。CMakeや qmakeなど、いくつかのビルドツールはこのための専用サポートを持っています。

CMake でのビルド

find_package() コマンドを使用して、Qt6 パッケージの中から必要なモジュール・コンポーネントを探します:

find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS Sensors)
target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::Sensors)

詳細については、CMakeによるビルドの概要を参照してください。

qmakeでのビルド

qmakeでビルドするようにモジュールを設定するには、プロジェクトの.proファイルにQT 変数の値としてモジュールを追加します:

QT += sensors

記事とガイド

API リファレンス

モジュールの進化

Qt Sensors の変更点には、Qt 6 シリーズで行われたモジュール API と機能の重要な変更点が記載されています。

ライセンスと帰属

Qt Sensors モジュールはThe Qt Company の商用ライセンスで利用できます。さらに、フリーソフトウェアライセンスでも利用可能です:GNU Lesser General Public License, version 3, またはGNU General Public License, version 2.詳細はQt ライセンスを参照してください。

さらに、Qt 6.8.0のQt Sensorsは、以下のライセンスでサードパーティモジュールを含むことができます:

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