Qt Quick コードスタイルの指定
組み込みのコードフォーマッタ(非推奨)、またはqmlformat のような外部ツールを使用することで、QML のコーディング規約に従って QML ファイルを自動的にフォーマットすることができます。
QML コードスタイルをグローバルに指定するには
- 環境設定>>。 Qt Quick>Code Style と進みます。
- Custom settings で、変更する設定を選択し、Copy を選択します。

- 設定に名前を付け、OK を選択します。
- Formatter Selection で、使用するフォーマッターを選択します。
特定のプロジェクトのグローバル環境設定を上書きするには、Projects >Code Style を選択します。
組み込みのフォーマッタを使う
ビルトイン・フォーマッタは非推奨となり、qmlformatツールやカスタム・フォーマッタが使われるようになりました。
ビルトイン・フォーマッタのグローバル環境設定を行うには
- Formatter Selection で、Built-in formatter を選択します。
- Tabキーをどのように解釈するか、継続行をどのように揃えるかを指定し、コード行の最大行長を設定します。
qmlformatを使う
qmlformatツールのグローバル環境設定を行う:
- Formatter Selection で、QMLFormat を選択する。

- Global qmlformat Configuration で、コード・スタイルを設定する。このフィールドは
.qmlformat.iniファイルと同じ書式を使用し、一般的な設定場所 (QStandardPaths::GenericConfigLocation) の.qmlformat.iniファイルを上書きします。
qmlformatツールは、フォーマットされるファイルと同じディレクトリにある.qmlformat.ini ファイルを検索します。見つからない場合は、ルート・ディレクトリまでの親ディレクトリを検索する。.qmlformat.ini ファイルが見つからない場合は、グローバル環境設定が使用されます。詳しくはqmlformat コンフィギュレーション設定を参照してください。
注意: カスタム.qmlformat.ini ファイルがプロジェクトディレクトリまたは任意の親ディレクトリに存在する場合、グローバル設定よりも優先されます。
カスタムツールの使用
qmlformat と互換性のあるカスタムツールを使用するには、次のようにします:
- Formatter Selection で、Custom formatter を選択します。

- Command で、ツールへのパスを入力します。
- Arguments で、ツールを実行するためのオプションを入力します。
.qmlformat.iniファイルに設定されたコード・スタイルを右側に表示します。
QML/JS ファイルの自動フォーマット」、「テキストまたはコードのインデント」、「プリファレンスの検索」、 「コードスタイルの指定」も参照してください 。
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