翻訳の検証
Qt Linguist は翻訳に対して以下の検証テストを提供します:
- アクセラレータ検証は、ソースフレーズにアンパサンドがある場合に、翻訳フレーズにアンパサンドがないことを検出します。
- 句読点の検証は、ソースフレーズと翻訳フレーズ間の終了句読点の違いが重要である場合に検出します。たとえば、原文フレーズの末尾に省略記号、感嘆符、疑問符があり、訳文フレーズの末尾に省略記号、感嘆符、疑問符がない場合、またはその逆の場合に警告が表示されます。
- フレーズ検証では、フレーズブックにも登録されているが、訳語がフレーズブックの訳語と異なるソースフレー ズが検出されます。
- プレースマーカー検証では、原文と訳文の両方に同じ変数(
%1
や%2
など)が出現するかどうかを検出します。
検証テストのオン/オフを切り替えるには、Validation を選択するか、ツールバーのボタンを使用します。
バリデーションテストに不合格の文字列には、Strings ビューでValidation Failures アイコンが表示されます。受け入れ可能な文字列には、Accepted/Warnings のマークが付きます。
バリデーションをオフにして、後でオンにすると、Qt Linguist はすべてのフレーズを再チェックし、バリデーションに失敗した文字列をマークします。
Warnings ビューには、アクティブなバリデーションテストに失敗した文字列が一覧表示されます。最初の警告は、メインウィンドウ下部のステータスバーにも表示されます。
注: アクティブな検証テストの結果のみが報告されます。
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