Rotation QML Type

アイテムを回転させる方法を提供します。詳細...

Import Statement: import QtQuick

プロパティ

詳細説明

Rotation 型は、回転型の変換によってItem を回転させる方法を提供します。

また、Item の 3D ライクな回転を指定する方法も提供します。これは、rotation プロパティよりもアイテムの回転を制御できます。

次の例は、Rectangle をその内部点 (25, 25) を中心に回転させます:

Rectangle {
    width: 100; height: 100
    color: "blue"
    transform: Rotation { origin.x: 25; origin.y: 25; angle: 45}
}

3D ライクなアイテムの回転では、原点に加えて回転軸を指定する必要があります。次の例は、Image に適用される様々な 3D ライクな回転を示しています。

import QtQuick

Row {
    x: 10; y: 10
    spacing: 10

    Image { source: "pics/qt.png" }
    Image {
        source: "pics/qt.png"
        transform: Rotation { origin.x: 30; origin.y: 30; axis { x: 0; y: 1; z: 0 } angle: 18 }
    }
    Image {
        source: "pics/qt.png"
        transform: Rotation { origin.x: 30; origin.y: 30; axis { x: 0; y: 1; z: 0 } angle: 36 }
    }
    Image {
        source: "pics/qt.png"
        transform: Rotation { origin.x: 30; origin.y: 30; axis { x: 0; y: 1; z: 0 } angle: 54 }
    }
    Image {
        source: "pics/qt.png"
        transform: Rotation { origin.x: 30; origin.y: 30; axis { x: 0; y: 1; z: 0 } angle: 72 }
    }
}

Dial Control の例と Qt Quick Demo - Clocksも参照してください

プロパティの説明

angle : real

回転させる角度(時計回り)。


axis group

axis.x : real

axis.y : real

axis.z : real

回転する軸。点の周りの単純な(2D)回転の場合、デフォルトの軸は z 軸 (axis { x: 0; y: 0; z: 1 }) なので、軸を指定する必要はありません。

一般的な3Dのような回転では、原点と軸の両方を指定するのが普通です。


origin group

origin.x : real

origin.y : real

回転の原点(つまり、アイテムの残りの部分が回転しても、親に対して固定されたままの点)。デフォルトでは原点は (0, 0) です。


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