VectorImage QML Type

ベクター画像ファイルを読み込み、Qt Quick シーンに表示します。もっと見る

Import Statement: import QtQuick.VectorImage
Since: Qt 6.8
Inherits:

Item

プロパティ

詳細説明

VectorImage は、ベクター画像ファイルを読み込んで、Qt Quick シーン内のアイテムとして表示するために使用できます。現在、SVG ファイル形式をサポートしています。

注: これは、Image 要素を通してベクターイメージファイルをロードするアプローチを補完します。Image は、要求されたサイズでイメージのラスターバージョンを作成します。VectorImageは画像を表すQt Quick シーンを構築します。つまり、出来上がったアイテムは、品質を損なうことなく拡大縮小や回転が可能で、通常、ラスタライズされたバージョンよりも少ないメモリを消費します。

プロパティの説明

fillMode : enumeration

このプロパティは、VectorImage の幅と高さが、そのコンテンツの暗黙のサイズと異なる場合に何が起こるかを定義します。

定数説明
VectorImage.NoResizeコンテンツは、入力によって提供されたサイズのままレンダリングされる。
VectorImage.StretchコンテンツはVectorImage の幅と高さに合うように拡大縮小される(これはデフォルトである)。
VectorImage.PreserveAspectFitアスペクト比を保持したまま、コンテンツはVectorImage の境界内に収まるように拡大縮小されます。内容の実際の外接矩形は、VectorImage 項目 よ り も 小 さ く な る こ と があ り ます。
VectorImage.PreserveAspectCrop内容は、 縦横比を保ちつつ、VectorImage 項目いっぱいに収ま る よ う 縮小 さ れます。コンテンツの実際の境界は、VectorImage アイテムよりも大きくなることがあります。

preferredRendererType : enumeration

VectorImage の図形のレンダリングに使用する特定のバックエンドを要求します。

定数説明
VectorImage.GeometryRendererShape.GeometryRendererに相当します。このバックエンドは、曲線を平坦化し、結果を三角形化します。マルチサンプリングが有効でない限り、エイリアスされた結果が得られ、アイテムが拡大縮小されると、曲線の平坦化が表示されることがあります。
VectorImage.CurveRendererShape.CurveRendererに相当します。このバックエンドでは、曲線はGPUでレンダリングされ、アンチエイリアスが組み込まれます。通常、より良いビジュアル結果が得られますが、パフォーマンスには余分なコストがかかります。

デフォルトはVectorImage.GeometryRenderer です。


source : url

このプロパティは、読み込むベクター画像ファイルのURLを保持します。

VectorImage 現在、 ファイル形式のみをサポートしています。SVG


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