OrthographicCamera QML Type

正射投影行列を持つCameraを定義します。詳細...

Import Statement: import QtQuick3D
Inherits:

Camera

プロパティ

詳細説明

Camera は、3D シーンのコンテンツが、View3D のような 2D サーフェスにどのように投影されるかを定義します。シーンのコンテンツを視覚化するには、少なくとも 1 つのCamera が必要です。

シーン内の他の空間Node のように、Camera の位置と回転が可能です。Node の位置と向きは、Camera がシーンのどこにあり、どの方向を向いているかを決定します。Camera のデフォルトの向きは、前方ベクトルが負の Z 軸、上方ベクトルが正の Y 軸を指しています。

OrthographicCamera は平行投影です。Camera では、平行線は平行のままであり、オブジェクトの知覚される縮尺はCamera からの距離に影響されません。このタイプのCamera の典型的なユースケースは、CAD(コンピュータ支援設計)アプリケーションと地図製作です。

次の例では、シーン内の位置 [0, 200, 300] に、30 度下向きのピッチで OrthographicCamera を作成しています。

OrthographicCamera {
    position: Qt.vector3d(0, 200, 300)
    eulerRotation.x: -30
}

Qt Quick 3D - View3D Example,PerspectiveCamera,FrustumCamera,CustomCameraも参照して ください。

プロパティの説明

clipFar : real

このプロパティは、OrthographicCamera のフラストラムの遠いクリップ平面を定義します。遠いクリップ平面よりもCamera から遠いジオメトリは表示されません。

デフォルト値は 10000.0 です。

clipNearも参照してください


clipNear : real

このプロパティは、OrthographicCamera のフラストラムの近クリップ平面を定義します。近クリップ平面よりもCamera に近いジオメトリは表示されません。

デフォルト値は 10.0 です。

clipFarも参照してください


horizontalMagnification : real

このプロパティはOrthographicCamera のフラストラムの水平倍率を保持します。

デフォルト値は 1.0。

verticalMagnificationも参照


verticalMagnification : real

こ のプ ロパテ ィ は、OrthographicCamera の フ ラ ス タ ムの縦倍率を保持する。

デフォルト値は 1.0 です。

horizontalMagnification参照して ください。


本書で提供されるドキュメントの著作権は、それぞれの所有者に帰属します 本書で提供されるドキュメントは、Free Software Foundation が発行したGNU Free Documentation License version 1.3に基づいてライセンスされています。 Qtおよびそれぞれのロゴは、フィンランドおよびその他の国におけるThe Qt Company Ltd.の 商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。