ResourceLoader QML Type

3Dリソースのプリロードを許可します。詳細...

Import Statement: import QtQuick3D
Inherits:

Object3D

プロパティ

詳細説明

ResourceLoader は Qt Quick 3D のリソースをプリロードするために使用します。通常、リソースはフレームのレンダリングに必要なときだけロードされ、シーンのレンダリングに使用されないときはアンロードされます。リソースの寿命に対するこの積極的なアプローチは、フレームのレンダリングに必要最低限の GPU リソースしか使用しないことを意味しますが、動的なシーンでは、これはリソースのロードと解放を頻繁に繰り返すことにつながります。ResourceLoaderコンポーネントは、シーン内のリソースのライフタイムをより細かく制御することができます。ResourceLoaderコンポーネントにリストされたリソースは、GPUメモリにロードされ、ResourceLoaderリストから削除されるか、ResourceLoaderが破棄されるまで、そこに残ります。

ResourceLoaderは、フレームをレンダリングする前に大きなリソースが利用可能であることを確認するためにも使用できます。リソースはフレームに必要なときだけロードされるため、大きなリソースがロードされるのを待っているフレームがドロップされる可能性があります。シーンを表示する前に大きなリソースをあらかじめロードしておくことで、アニメーション中にリソースがロードされてフレームがドロップされる心配がなくなります。

使用例については、Qt Quick 3D - Principled Material Exampleを参照してください。

プロパティの説明

geometries : List<QtQuick3D::Geometry>

このプロパティは、GPU にロードされキャッシュされる Geometry リソースのリストを定義します。


meshSources : List<url>

このプロパティは、ジオメトリを含むメッシュファイルの場所のリストを定義します。メッシュファイルがこのリストに追加されると、GPUにロードされキャッシュされます。これらの同じメッシュファイルがソースとして /c Model で使用される場合、再度ロードする必要はありません。


textures : List<QtQuick3D::Texture>

このプロパティは、GPU にロードされキャッシュされる Texture リソースのリストを定義します。


このプロパティは、GPU にロードされキャッシュされるテクスチャリソースのリストを定義します 本書で提供されるドキュメントは、Free Software Foundation が発行したGNU Free Documentation License version 1.3に基づいてライセンスされています。 Qtおよびそれぞれのロゴは、フィンランドおよびその他の国におけるThe Qt Company Ltd.の 商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。