QPermission Class
型付きパーミッションの不透明なラッパー。詳細...
Header: | #include <QPermissions> |
CMake: | find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS Core) target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::Core) |
qmake: | QT += core |
Since: | Qt 6.5 |
パブリック関数
QPermission(const T &type) | |
Qt::PermissionStatus | status() const |
QMetaType | type() const |
std::optional<T> | value() const |
詳細説明
QPermission クラスはtyped permission の不透明なラッパーです。この型はパーミッションのチェックやリクエストの際に自動的に使用されるため、明示的に作成する必要はありません:
qApp->checkPermission(QCameraPermission{});
パーミッションを要求するとき、与えられたファンクタはQPermissionのインスタンスを渡されます:
qApp->requestPermission(QCameraPermission{}, [](const QPermission &permission) { if (permission.status() == Qt::PermissionStatus:Granted) takePhoto(); });
型付けされたオリジナルのパーミッションのプロパティを検査するには、value() 関数を使用します:
QLocationPermission locationPermission; locationPermission.setAccuracy(QLocationPermission::Precise); qApp->requestPermission(locationPermission, this, &LocationWidget::permissionUpdated);
void LocationWidget::permissionUpdated(const QPermission &permission) { if (permission.status() != Qt::PermissionStatus:Granted) return; auto locationPermission = permission.value<QLocationPermission>(); if (!locationPermission || locationPermission->accuracy() != QLocationPermission::Precise) return; updatePreciseLocation(); }
型付きパーミッション
以下のパーミッションが利用できる:
Bluetooth周辺機器へのアクセス | |
ユーザーのカレンダーへのアクセス | |
写真やビデオを撮影するためのカメラへのアクセス | |
ユーザーの連絡先へのアクセス | |
位置情報へのアクセス | |
音声のモニタリングや録音のためのマイクへのアクセス |
アプリケーションのアクセス許可」も参照してください 。
メンバー関数ドキュメント
template <typename T, QPermission::if_permission<T> = true> QPermission::QPermission(const T &type)
与えられたtyped permission type からパーミッションを構築する。
この型はパーミッションのチェックやリクエスト時に自動的に使用されるので、明示的に構築する必要はありません。
このコンストラクタは、T
がtyped permission クラスの1つである場合にのみ、オーバーロード解決に参加します:
Bluetooth 周辺機器へのアクセス | |
ユーザーのカレンダーへのアクセス | |
写真やビデオを撮るためのカメラへのアクセス | |
ユーザーの連絡先へのアクセス | |
ユーザーの位置情報へのアクセス | |
音声をモニタリングまたは録音するためのマイクへのアクセス |
Qt::PermissionStatus QPermission::status() const
権限のステータスを返します。
QMetaType QPermission::type() const
権限のタイプを返します。
template <typename T, QPermission::if_permission<T> = true> std::optional<T> QPermission::value() const
T
型のtyped permission を返し、このQPermission オブジェクトにstd::nullopt
が含まれていない場合は を返します。
どの型パーミッションを要求するかを動的に選択するには、type() を使用する。
この関数は、T
がtyped permission クラスの1つである場合にのみ、オーバーロード解決に参加します:
Bluetooth 周辺機器へのアクセス | |
ユーザーのカレンダーへのアクセス | |
写真やビデオを撮るためのカメラへのアクセス | |
ユーザーの連絡先へのアクセス | |
ユーザーの位置情報へのアクセス | |
音声のモニタリングや録音のためのマイクへのアクセス |
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