コードの構文をチェックする
コードを書くと、Qt Creator はコードの構文をチェックします。Qt Creator がコードに構文エラーを見つけると、下線を引き、アイコンを表示し、マウスポインタをエラーやアイコンの上に移動するとエラーの詳細を表示します。利用可能な修正を適用するには、
を選択します。
同様に、JavaScriptオブジェクト記法(JSON)エンティティのインスタンスで作業している場合、Qt Creator 、JSONデータ構造内のエラーに下線が引かれます。
C++ コード・エラーの例
Qt Creator 行末にセミコロンがないため、エラーが発生します:

Qt Creator 変数が使用されていないため、警告が表示されます:

Qt クラス名にタイプミスがあります:

QML や JavaScript の構文をチェックする
QML や JavaScript のコードを書くとき、アノテーションにエラーコードがあるかもしれません。
プロジェクトでQML Language Server をオンにすると、qmllint を使って QML や JavaScript のコードをチェックします。詳しくはqmllint Reference を参照してください。
QML Language Server をオフにした場合、Qt Creator は静的解析器を使用します。詳しくはJavaScriptとQMLのエラーコードを参照してください。

メッセージの管理
エラーや警告のメッセージをクリップボードにコピーしたり、特定のタイプのメッセージを非表示にしたり、診断の設定を変更したりするには、ツールチップポップアップのアイコンを使用してください。
エラーと警告の下線に使用する色を変更するには、次の手順に従います:
- 環境設定>Text Editor >Font & Colors > に進みます。Copy
- Error とWarning の新しい色を選択します。
行注釈の位置を設定する
注釈が表示される位置を指定するには、Preferences>Text Editor >Display >Line Annotations に進み、注釈をコードの横に直接表示するか、コードの右に揃えるか、右余白に表示するかを選択します。通常、テキストの横に注釈を表示するのに十分なスペースがない場合、行間に注釈を表示すると便利です。

注釈を非表示にした場合は、アイコンの上にマウスポインタを移動すると、注釈を表示することができます。
JavaScriptとQMLのチェック」、「How To: Analyze」、「Analyzer」、「Analyzing Code」も参照してください 。
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