ブレークポイントの追加

ブレークポイントを追加するには

  1. 以下のいずれかの方法で新しいブレークポイントを追加します:
    • コード・エディターで、アプリケーションを停止させたい特定の行の左マージンをクリックするか、F9macOS ではF8)を選択する。
    • Breakpoint Preset ビューまたはBreakpoints ビューで:
      • ビューの空の部分をダブルクリックする。

        ブレークポイント・プリセット・ビュー

      • ビューを右クリックし、コンテキストメニューからAdd Breakpoint を選択する。
  2. Breakpoint type で、アプリケーションを停止させたいアプリケーションコードの場所を選択します。

    ブレークポイントの追加ダイアログ

Enabled をクリアすると、ブレークポイントを削除したように一時的に操作できなくなりますが、ブレークポイントに関する情報は保持されるので、後で再び有効にすることができます。

指定する他のオプションは、ファイル名や行番号、アドレス、式、関数名など、選択した場所によって異なります。次の表は、詳細オプションをまとめたものです。

オプション
Condition条件がtrue と評価された場合、ブレークポイントで停止する前に評価する条件。
Ignore countアプリケーションが停止する前にブレークポイントを無視する回数。
Thread specification
Pathブレークポイントの設定時にパスを指定する方法を決定します:
  • Use Engine Default はデバッガ・エンジンの優先設定です。
  • Use Full Path は、複数のモジュールに同じ名前のファイルが含まれている場合に、曖昧さを避けるためにフルパスを渡します。これは CDB と LLDB のエンジン・デフォルトです。
  • Use File Name ファイル名のみを渡します。これは、ソース・ツリーの場所がモジュールをビルドするときに使用したものと一致しない場合に便利です。GDBではフルパスを使うと遅くなることがあるので、これはエンジンのデフォルトです。
Moduleデバッガーの起動を高速化するために、関数またはファイルタイプのブレークポイントにモジュール(ライブラリまたは実行ファイルのベース名)を指定します(CDB、LLDB)。
Commandsアプリケーション停止時に実行するコマンド。1行に1つのコマンドを記述します。GDB は指定した順序でコマンドを実行します。
Tracepoint onlyトレースポイントを使用すると、ログ文を追加したりコードを変更したりすることなく、アプリケーションに関する情報をログに記録できます。トレースポイントには条件を設定することができます。
Messageアプリケーション出力に表示するトレースポイントメッセージ。

How To: Debug,デバッグ,デバッガ,ブレークポイントの設定」も参照してください

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