マニフェスト・ファイルの例
QDoc は、ドキュメント化されたすべてのサンプルに関する情報を含む example-manifest.xml ファイルを生成します。これらのファイルは Qt Creator のウェルカムスクリーンでサンプルのリストを表示し、ドキュメントにリンクするために使用されます。
マニフェスト XML 構造
マニフェストファイルの構造は以下のとおりです:
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <instructionals module="QtGui"> <examples> <example name="Analog Clock Window" docUrl="qthelp://org.qt-project.qtgui.502/qtgui/analogclock.html" projectPath="gui/analogclock/analogclock.pro" imageUrl="qthelp://org.qt-project.qtgui.502/qtgui/images/analogclock-window.png"> <description><![CDATA[The Analog Clock Window example shows how to draw the contents of a custom window.]]></description> <tags>analog,clock,window</tags> <fileToOpen>gui/analogclock/main.cpp</fileToOpen> </example> ... </examples> </instructionals>
各<example>
要素には、名前、説明、プロジェクト ファイルの場所、ドキュメント、およびサンプルに関連するタグのリストに関する情報が含まれます。
マニフェストのメタコンテンツ
manifestmeta
コンフィギュレーション コマンドを使用して、マニフェスト ファイルに追加のメタ コンテンツ、つまり選択されたサンプルの追加属性やタグを追加することができます。
メタコンテンツの 1 つの使用例は、多数の顕著な例を強調することです。もうひとつは、あるカテゴリの例に関連するキーワードをタグとして追加することにより、検索機能を向上させることです。
メタコンテンツが適用される例は、1つ以上のフィルターを使って指定されます。例とフィルタのマッチングは、モジュール名とスラッシュを前置した各例の名前に基づいて行われます。単純なワイルドカードによるマッチングがサポートされています。*
を最後に使うことで、1つの文字列で複数の例にマッチさせることができます。
例
manifestmeta.filters = highlighted sql webkit global manifestmeta.highlighted.names = "QtGui/Analog Clock Window" \ "QtWidgets/Analog Clock" manifestmeta.highlighted.attributes = isHighlighted:true manifestmeta.sql.names = "QtSql/*" manifestmeta.sql.tags = database,sql manifestmeta.webkit.names = "QtWebKitExamples/*" manifestmeta.webkit.tags = webkit manifestmeta.global.names = * manifestmeta.global.tags = qt6
上で、isHighlighted
属性が2つの例に追加されています。属性値が省略された場合、QDocはデフォルトで文字列true
。Qt WebKitとQt SQLの例には追加のタグが追加され、マッチ文字列として*
、すべての例に別のタグが適用されます。
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