qt_qml_no_cachegen

この変数は Qt 6.8.1 で導入されました。

QT_QML_NO_CACHEGEN は CMake 変数で、qt6_add_qml_module() で作成された QML ターゲットに対して、QML ファイルのバイトコードや C++ コードへのコンパイルを無効にするために設定します。

これはqt6_add_qml_module()NO_CACHEGEN オプションを設定するのと同じ効果がありますが、 ディレクトリやプロジェクト単位で無効にすることができます。

このオプションをオンにすると、ビルドを完了するのに必要なビルドステップの数が減り、開発-デバッグの繰り返しサイクルが短くなります。

アプリケーション・サイズを最小化するには、このオプションをオフにし、代わりにQT_DISCARD_FILE_CONTENTSを使用して、リソース・システムに埋め込まれた QML ファイルを削除します。

この変数は、プロジェクトの CMakeLists.txt で次のように設定します:

set(QT_QML_NO_CACHEGEN TRUE)
qt_add_qml_module(MyModule
    URI MyModule
    VERSION 1.0
    ...
)

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