Qt for iOS - ソースからのビルド
ソースからQt for iOS をビルドするには、Xcodeに Command Line Tools をインストールする必要があります。ターミナルからxcode-select –install
を使って Xcode Command Line Tools を直接インストールするか、Homebrew を使ってパッケージとしてインストールすることができます。Qt のソースは、リポジトリをクローンするか、ソースパッケージをダウンロードすることで入手できます。
その後、Qt の設定とビルドを行います。これはQtのトップディレクトリから行います:
> ./configure -platform macx-ios-clang -release -qt-host-path <path_to_host_qt_installation>
注意: ninja
の実行ファイルがある場合、configure は常にNinjaジェネレーターとビルドツールを使用します。Ninjaは、クロスプラットフォームで、機能が豊富で、パフォーマンスが高く、すべてのプラットフォームで推奨されています。他のジェネレータを使用しても動作するかもしれませんが、公式にはサポートされていません。
その他の configure オプションについてはQt Configure Options を参照してください。
その後、cmake --build . --parallel
を実行してください。
注意: デフォルトのビルドには、シミュレータとデバイスの両方のライブラリが含まれます。単一のターゲット用にビルドしたい場合は、iphoneos
かiphonesimulator
のどちらかと一緒に-sdk
を指定してください。
2024The Qt Company Ltd. 本書に含まれるドキュメントの著作権は各所有者に帰属します。 本書で提供されるドキュメントは、Free Software Foundation が発行したGNU Free Documentation License version 1.3に基づいてライセンスされています。 Qtおよびそれぞれのロゴは、フィンランドおよびその他の国におけるThe Qt Company Ltd.の 商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。