マクロ

マクロ変数を使用して、独自の簡単なQDocコマンドを作成します。

マクロは以下のような場合に便利です:

  • フォーマットされたテキストスニペットなど、繰り返し使用されるテキストをドキュメントに含める。
  • ビルドシステムから.documentationにバージョン文字列などの情報を取り込む。
  • 製品名など、将来変更される可能性のある文字列を1つの場所に保持する。
  • 用語や製品名が一貫して使用されるようにします。
  • 強制改行や特殊文字など、HTMLやDocBookの要素を使用して、生成されるドキュメントをスタイリングする。
  • タブを使用して、異なるプログラミング言語、オペレーティング・システム、ツールなどのコンテンツ例を表示する。

グローバルマクロ

すべてのドキュメントプロジェクトで使用できる定義済みのグローバルマクロのセットとその現在の値については、/qtbase/doc/global/macros.qdocconfと /qtbase/doc/global/htmltabs.qdocconfを参照してください。これらのマクロには

Qt オンラインインストーラは、マクロファイルを Qt インストールフォルダにコピーしますので、インストールされた Qt から QDoc を使ってドキュメントをビルドする場合でも(ソースから QDoc をビルドする場合とは異なり)、マクロを使用することができます。

注意: グローバルマクロの値は Qt のバージョンによって変わる可能性があります。そのため、ドキュメンテーションのビルドに使用する Qt のバージョンによって、マクロの拡張が異なる可能性があります。

マクロの追加

プロジェクトの .qdocconf ファイルや、プロジェクトにインクルードする .qdocconf ファイルに、特定のドキュメンテーションプロジェクトのマクロを追加することができます。マクロが複数のドキュメンテーション・プロジェクトで有用な場合は、グローバル・マクロ・ファイルに追加してください。

マクロの構文とオプションの詳細については、マクロを参照してください。

マクロの使用

マクロは、組み込みのQDocコマンドと同じように、以下の場所で使用することができます:

  • コード・ソース・ファイル、ドキュメント・コメント (.cpp, .qml)
  • ドキュメント・ソース・ファイル (.qdoc, .qdocinc)

例えば

\QOI copies the macros files to your Qt installation folder.

廃止されたマクロ

グローバル・マクロ・ファイルには、古いドキュメンテーション・セットとの互換性のために、以下の廃止されたマクロが含まれています。

使用しない使用する
\使用しないでください。\を使用しないでください。
\メニュー\gui(メニュー)
\パラメータ\a
\リターン戻り値またはリターンを書き込みます。

macroおよびUnknown macroも参照してください

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