リモートオブジェクト間の相互作用
ソースとレプリカ間のやり取りは一方向です。プロパティの変更やシグナルの発信はソース側で行われ、すべてのレプリカに伝播されます。プロパティが書き込み可能な場合、レプリカ上でセッター関数を呼び出すことができ、その呼び出しはソースに転送されます。 その後、この呼び出しによって新しいプロパティ値が生成された場合、その値はまずソースで変更され、その後すべてのレプリカに転送されます。レプリカ側にとっては、これは非同期呼び出しとなり、変更が反映されるまでに遅延が生じます。
技術的にはレプリカ上でシグナルを放出することも可能ですが、予期しない結果を招く可能性があるため、推奨されません。これによりトリガーされるのは、そのレプリカ自体に接続されたスロットのみであり、ソースや他のレプリカに接続されたスロットはトリガーされません。プロパティのセッターと同様に、レプリカ上でのスロットの呼び出しもソースに転送されて実行されます。
Qt Remote Objects は、上記の動作を自動的に実装します。レプリカの実装コードを記述する必要はありません。動的レプリカの場合、これは実行時に自動的に処理されます。repcによって生成されたヘッダーの場合、これはコンパイル時に処理されます。
© 2026 The Qt Company Ltd. Documentation contributions included herein are the copyrights of their respective owners. The documentation provided herein is licensed under the terms of the GNU Free Documentation License version 1.3 as published by the Free Software Foundation. Qt and respective logos are trademarks of The Qt Company Ltd. in Finland and/or other countries worldwide. All other trademarks are property of their respective owners.