Qt WebSockets の変更点
Qt 6 は、フレームワークをより効率的で使いやすくするための意識的な努力の結果です。
私たちは各リリースにおいて、すべてのパブリックAPIのバイナリとソースの互換性を維持しようと努めています。しかし、Qt をより良いフレームワークにするために避けられない変更もあります。
このトピックでは、Qt WebSockets におけるそれらの変更点を要約し、それらを扱うためのガイダンスを提供します。
パブリック API の変更のブレーク
このセクションでは、ソースの互換性を壊すような API の変更について説明します。
QWebSocketServer::socketDescriptor(), QWebSocketServer::setSocketDescriptor()
Qt 6 では、qintptr
型のソケットディスクリプタにアクセスするために、QWebSocketServer::socketDescriptor() とQWebSocketServer::setSocketDescriptor() を使用する必要があります。これらはQTcpServer::socketDescriptor() とQTcpServer::setSocketDescriptor() のミラーであり、現在では非推奨となっている nativeDescriptor() と setNativeDescriptor() メソッドを置き換えるものです。
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