ウィジェット・チュートリアル - ウィンドウの作成

ウィジェットが親なしで作成された場合、それが表示されるとウィンドウ、またはトップ・レベル・ウィジェットとして扱われます。ウィジェットは、不要になったときに削除される親オブジェクトを持たないため、アプリケーション内のトップレベル・ウィジェットを追跡するのは開発者次第です。

次の例では、QWidget を使って、デフォルト・サイズのウィンドウを作成し、表示しています:

#include <QtWidgets>

int main(int argc, char *argv[])
{
    QApplication app(argc, argv);
    QWidget window;
    window.resize(320, 240);
    window.show();
    window.setWindowTitle(
        QApplication::translate("toplevel", "Top-level widget"));
    return app.exec();
}

実際のGUIを作成するには、ウィジェットをウィンドウ内に配置する必要があります。これを行うには、QWidget インスタンスをウィジェットのコンストラクタに渡します。このチュートリアルの次の部分で説明します。

サンプルプロジェクト @ code.qt.io

©2024 The Qt Company Ltd. 本書に含まれるドキュメントの著作権は、それぞれの所有者に帰属します。 本書で提供されるドキュメントは、Free Software Foundation が発行したGNU Free Documentation License version 1.3に基づいてライセンスされています。 Qtおよびそれぞれのロゴは、フィンランドおよびその他の国におけるThe Qt Company Ltd.の 商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。