Qt Widgets Designer フォームのカスタマイズ

Qt Widgets Designer でフォームを保存すると、UI ファイルとして保存されます。グリッド設定やデフォルトレイアウトのマージンやスペーシングなど、いくつかのフォーム設定がフォームのコンポーネントと一緒に保存されます。これらの設定は、uicがフォームの C++ コードを生成するときに使用されます。アプリケーションでフォームを使用する方法の詳細については、「C++ アプリケーションでデザイナー UI ファイルを使用する」セクションを参照してください。

フォーム設定の変更

フォームの設定を変更するには、[Form]メニューを開き、[Form Settings...] を選択します。

フォーム設定ダイアログでは、フォームの作成者を指定することができます。

また、フォームのデフォルトレイアウト(Layout Default)のマージンとスペーシングのプロパティを変更することもできます。これらのデフォルト・レイアウト・プロパティは、uic がフォームのコードを生成する際に、関数が指定されていれば、対応するレイアウト関数に置き換えられます。フォーム設定ダイアログでは、マージンとスペーシングの両方に関数を指定することができます。

レイアウト関数

デフォルトのレイアウト・プロパティは、uic がフォームのコードを生成するときに、対応するレイアウト関数に置き換えられます。これは、同じフォームでも環境によってレイアウトが異なる場合に便利です。

フォームのマージンとスペーシングにレイアウト関数を指定するには、「レイアウト関数」グループボックスをチェックして、行の編集を有効にします。

フォームのインクルード・ヒントを指定することもできます。つまり、フォーム・ウィンドウの関連UIファイルにインクルードされるヘッダーファイルのリストを指定します。ヘッダーファイルは、ローカル、つまりプロジェクトのディレクトリ"mywidget.h" からの相対的なものでも、グローバル、つまり Qt やコンパイラの標準ライブラリの一部<QtWidgets/QWidget> でもかまいません。

最後に、フォームウィンドウにピクセルマップを読み込む関数(Pixmap Function)を指定します。

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