Screen QML Type
Screen attachedオブジェクトは、アイテムまたはウィンドウが表示されているスクリーンに関する情報を提供します。詳細...
Import Statement: | import QtQuick |
アタッチされたプロパティ
- desktopAvailableHeight : int
- desktopAvailableWidth : int
- devicePixelRatio : real
- height : int
- manufacturer : string
- model : string
- name : string
- orientation : Qt::ScreenOrientation
- pixelDensity : real
- primaryOrientation : Qt::ScreenOrientation
- serialNumber : string
- virtualX : int
- virtualY : int
- width : int
アタッチメソッド
- int angleBetween(Qt::ScreenOrientation a, Qt::ScreenOrientation b)
詳細説明
Screen attached オブジェクトは、コンポーネントが完了した後に、Item または Item 派生型の内部で有効になります。これらのアイテムの内部では、アイテムが現在表示されている画面を参照します。
アタッチされたオブジェクトは、コンポーネント完了後、WindowまたはWindow派生型の内部でも有効です。この場合、Windowが作成された画面を参照します。マルチスクリーンのデスクトップコンピュータでは、ユーザはWindowを複数のスクリーンにまたがる位置にドラッグすることができるからです。この場合、あるアイテムは1つのスクリーンに、他のアイテムは別のスクリーンに表示されます。
このタイプを使用するには、次の行でモジュールをインポートする必要があります:
import QtQuick.Window 2.2
これは、ウィンドウシステムの機能にアクセスすることなくQML環境を持つことができるようにするための独立したインポートです。
ScreenタイプはComponent.onCompletedの時点では無効であることに注意してください。
Qt Quick Examples - Window と Screenも参照して ください。
Attached Property ドキュメント
Screen.desktopAvailableHeight : int |
タスクバーやシステムメニューのようなウィンドウマネージャの予約領域を除いた、仮想デスクトップを構成するスクリーンの集合の利用可能な高さをピクセル単位で指定します。Windowをデスクトップの一番下に配置したい場合は、このようにバインドします:
y: Screen.desktopAvailableHeight - height
Screen.desktopAvailableWidth : int |
タスクバーやシステムメニューなどのウィンドウマネージャ予約領域を除いた、仮想デスクトップを構成するスクリーンの集合の利用可能な幅がピクセル単位で格納されます。ウィンドウをデスクトップの右側に配置したい場合は、次のようにバインドします:
x: Screen.desktopAvailableWidth - width
Screen.devicePixelRatio : real |
画面の物理ピクセルとデバイスに依存しないピクセルの比率。
一般的な値は、通常のディスプレイでは1.0、アップルの "retina "ディスプレイでは2.0です。
Screen.height : int |
画面の高さをピクセル単位で表します。
Screen.manufacturer : string |
スクリーンの製造元。
Screen.model : string |
画面のモデル。
Screen.name : string |
画面の名前。
Screen.orientation : Qt::ScreenOrientation |
ウィンドウ・システムから見た画面の現在の向き。
ほとんどのモバイル・デバイスとタブレット・コンピュータには加速度センサーが搭載されています。ウィンドウ・システムは、スクリーンの持ち方に基づいて自動的にスクリーン全体を回転させるか、デスクトップ・モニターを回転させる設定によって手動で回転させることができる。その場合、このorientation
プロパティは変更される。
primaryOrientation およびQWindow::contentOrientation()も参照の こと。
Screen.pixelDensity : real |
1ミリメートルあたりの物理的なピクセル数。
Screen.primaryOrientation : Qt::ScreenOrientation |
これには画面の主な向きが含まれる。画面の高さが幅より大きい場合は、Qt.PortraitOrientation となり、そうでない場合は Qt.LandscapeOrientation となります。
デバイスの向きによってレイアウトが変わるようなアプリケーションを設計している場合、おそらくprimaryOrientationを使ってレイアウトを決めたいでしょう。デスクトップ・コンピュータでは、たとえ加速度センサがなくても、ユーザがオペレーティング・システムのコントロール・パネルを使って画面を回転させると、primaryOrientationが変更されるからです。同様に、加速度センサーを搭載しているほとんどのハンドヘルドコンピュータでは、オペレーティングシステムが自動的に画面全体を回転させるため、primaryOrientationが変化するのがわかります。
Screen.serialNumber : string |
画面のシリアル番号。
Screen.virtualX : int |
仮想デスクトップ内の画面のx座標。
Screen.virtualY : int |
仮想デスクトップ内の画面のy座標。
Screen.width : int |
画面の幅をピクセル単位で指定します。
付属メソッドのドキュメント
int angleBetween(Qt::ScreenOrientation a, Qt::ScreenOrientation b) |
指定された画面の向きa とb の間の回転角度を度単位で返します。
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