QScxmlCompiler Class

QScxmlCompiler クラスは SCXML ファイルのコンパイラです。詳細...

Header: #include <QScxmlCompiler>
CMake: find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS Scxml)
target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::Scxml)
qmake: QT += scxml

パブリック型

class Loader

パブリック関数

QScxmlCompiler(QXmlStreamReader *reader)
~QScxmlCompiler()
QScxmlStateMachine *compile()
QList<QScxmlError> errors() const
QString fileName() const
QScxmlCompiler::Loader *loader() const
void setFileName(const QString &fileName)
void setLoader(QScxmlCompiler::Loader *newLoader)

詳細説明

SCXMLファイルを解析し、解析に成功した SCXML ファイルのステートマシンを動的にインスタンス化します。解析に失敗した場合、新しいステートマシンは起動できません。すべてのエラーはQScxmlStateMachine::parseErrors() で返されます。

SCXML ファイルを読み込むには、QScxmlStateMachine::fromFile またはQScxmlStateMachine::fromData を使用します。QScxmlCompiler を直接使用する必要があるのは、コンパイラがカスタムQScxmlCompiler::Loader を使用する必要がある場合のみです。

メンバ関数 ドキュメント

QScxmlCompiler::QScxmlCompiler(QXmlStreamReader *reader)

指定されたreader に対して新しい SCXML コンパイラを作成します。

[noexcept] QScxmlCompiler::~QScxmlCompiler()

SCXML コンパイラを破棄します。

QScxmlStateMachine *QScxmlCompiler::compile()

SCXML ファイルを解析し、そこから新しいステートマシンを作成します。

解析に成功した場合、返されたステートマシンを初期化して起動することができます。パースに失敗した場合は、QScxmlStateMachine::parseErrors() を使用してエラーの一覧を取得できます。

QList<QScxmlError> QScxmlCompiler::errors() const

解析エラーのリストを返します。

QString QScxmlCompiler::fileName() const

現在の入力に関連付けられたファイル名を返します。

setFileName()も参照

QScxmlCompiler::Loader *QScxmlCompiler::loader() const

SCXML コンパイラの URI の解決と読み込みに現在使用しているローダを返します。

setLoader() も参照

void QScxmlCompiler::setFileName(const QString &fileName)

現在の入力のファイル名をfileName に設定します。

このファイル名はエラー報告と相対パス URI の解決に使用されます。

fileName() も参照

void QScxmlCompiler::setLoader(QScxmlCompiler::Loader *newLoader)

SCXML コンパイラの URI の解決と読み込みに使用するnewLoader を設定します。

loader() も参照して ください。

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