QScxmlInvokableService Class
QScxmlInvokableServiceクラスは、ステートマシンから呼び出されるサービスの基本クラスです。詳細...
Header: | #include <QScxmlInvokableService> |
CMake: | find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS Scxml) target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::Scxml) |
qmake: | QT += scxml |
Inherits: | QObject |
プロパティ
- id : const QString
- name : const QString
- parentStateMachine : QScxmlStateMachine* const
パブリック関数
virtual QString | id() const = 0 |
virtual QString | name() const = 0 |
QScxmlStateMachine * | parentStateMachine() const |
virtual void | postEvent(QScxmlEvent *event) = 0 |
virtual bool | start() = 0 |
詳細説明
SCXML仕様書6.4 <invoke>に記述された機構により、ステートマシンからサービスが呼び出される。このクラスは呼び出されたサービスの実際のインスタンスを表現する。
プロパティ説明
[read-only]
id : const QString
このプロパティは呼び出し可能なサービスのIDを保持する。
IDは<invoke>
要素のid
属性で指定する。
アクセス関数
virtual QString | id() const = 0 |
[read-only]
name : const QString
このプロパティは、呼び出されるサービスの名前を保持する。
アクセス関数:
virtual QString | name() const = 0 |
[read-only]
parentStateMachine : QScxmlStateMachine* const
このプロパティは、サービスを呼び出した SCXML ステートマシンを保持する。
アクセス関数:
QScxmlStateMachine * | parentStateMachine() const |
メンバー関数ドキュメント
[pure virtual]
void QScxmlInvokableService::postEvent(QScxmlEvent *event)
サービスにevent を送信します。
[pure virtual]
bool QScxmlInvokableService::start()
起動可能なサービスを開始します。成功するとtrue
を返し、失敗するとfalse
を返します。
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