QML グローバルオブジェクト
QML JavaScript ホスト環境では、以下のホストオブジェクトと関数を実装しています。これらはビルトインされていますので、QMLで読み込まれたJavaScriptのコードから、インポートを追加することなく利用することができます:
- Qt object: QML環境固有のヘルパーメソッドやプロパティを提供するQMLオブジェクト。
- qsTr(),qsTranslate(),qsTrId(),QT_TR_NOOP()(),QT_TRANSLATE_NOOP(),QT_TRID_NOOP() 関数:QML環境で文字列や 文字列リテラルを翻訳するためのQML関数。
- gc()関数:ガベージコレクションを手動で起動するQML関数。
- print()関数:コンソールに出力を出力する QML 関数。
- console オブジェクト:FireBug コンソール API のサブセットを実装しています。
- XMLHttpRequestDOMException:W3C XMLHttpRequest 仕様のサブセットを実装しています。
注意: QQmlEngine のグローバルオブジェクトを変更するためにglobalObject() 関数を使用することはできません。 詳細については、JavaScript 環境の制限を参照してください。
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