Qt Wayland Compositor QML Types

Qt WaylandモジュールはWaylandプロトコルをサポートするカスタム・ディスプレイ・サーバーを作成するためのQML型を提供します。

QML型は以下のimport文を使ってアプリケーションにインポートすることができます:

モジュールの使用

QtモジュールのC++ APIを使うには、モジュール・ライブラリを直接、あるいは他の依存関係を介してリンクする必要があります。CMakeや qmakeなど、いくつかのビルドツールはこのための専用サポートを持っています。

CMake でのビルド

find_package() コマンドを使用して、必要なモジュール・コンポーネントをQt6 パッケージから探します:

find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS WaylandCompositor)
target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::WaylandCompositor)

詳細については、CMakeによるビルドの概要を参照してください。

qmakeでのビルド

モジュールをqmakeでビルドするように設定するには、プロジェクトの.proファイルにQT 変数の値としてモジュールを追加します:

QT += waylandcompositor

QML import

import QtWayland.Compositor

アプリケーションでこれらの型を使用する方法については、Qt Wayland Compositorのドキュメントを参照してください。

IdleInhibitManagerV1

コンポジターのアイドル動作を抑制する拡張機能を提供します。

QtTextInputMethodManager

コンポジターの入力メソッドへのアクセスを提供します。

ShellSurface

シェル拡張で指定されたサーフェスロールの共通インターフェイスを提供します。

ShellSurfaceItem

ShellSurface の表示と操作のための Qt Quick アイテムタイプ

TextInputManager

コンポジターの入力メソッドへのアクセスを提供します。

WaylandClient

WaylandCompositorに接続するクライアントを表す

WaylandCompositor

Waylandディスプレイサーバーの管理

WaylandHardwareLayer

親WaylandQuickItemのレンダリングにハードウェアレイヤーを使用させる

WaylandOutput

コンポジターが管理する表示可能領域へのアクセスを提供する

WaylandQuickItem

WaylandViewを表すQt Quickアイテムを提供する

WaylandSeat

キーボード、マウス、タッチ入力へのアクセスを提供する

WaylandSurface

出力デバイス上の矩形領域を表す

WaylandView

出力上のサーフェスのビューを表す

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