インポートターゲット

ロードされる各Qtモジュールは、CMakeライブラリターゲットを定義します。ターゲット名はQt6:: で始まり、その後にモジュール名が続きます。例えばQt6::Core Qt6::Gui 。各ライブラリを使用するには、ライブラリターゲットの名前をtarget_link_libraries に渡します。

注意: ターゲットには、Qt:: という接頭辞を付けることもできます:Qt::Core Qt::Gui など。Qt 5 と Qt 6 の互換性も参照してください。

インポートされたターゲットは、Qt が設定されたときと同じ設定で作成されます。つまり

  • Qt が-debug スイッチで構成されていた場合、DEBUG 構成のインポートターゲットが作成されます。
  • Qt が-release スイッチで構成されていた場合、RELEASE 構成のインポートターゲットが作成されます。
  • Qt が-debug-and-release スイッチで構成されている場合、RELEASE と DEBUG の両方の構成でインポートされたターゲットが作成されます。

プロジェクトにカスタムのCMake ビルド構成がある場合は、カスタムの構成をデバッグまたはリリースの Qt 構成にマップする必要があります。

find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS Core)

set(CMAKE_CXX_FLAGS_COVERAGE "${CMAKE_CXX_FLAGS_RELEASE} -fprofile-arcs -ftest-coverage")

# set up a mapping so that the Release configuration for the Qt imported target is
# used in the COVERAGE CMake configuration.
set_target_properties(Qt6::Core PROPERTIES MAP_IMPORTED_CONFIG_COVERAGE "RELEASE")

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