QRemoteObjectAbstractPersistedStore Class
レプリカの PROP 値を、そのレプリカが最後に使用された時の値に設定するメソッドを提供するクラスです。詳細...
Header: | #include <QRemoteObjectAbstractPersistedStore> |
CMake: | find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS RemoteObjects) target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::RemoteObjects) |
qmake: | QT += remoteobjects |
Inherits: | QObject |
パブリック関数
QRemoteObjectAbstractPersistedStore(QObject *parent = nullptr) | |
virtual QVariantList | restoreProperties(const QString &repName, const QByteArray &repSig) = 0 |
virtual void | saveProperties(const QString &repName, const QByteArray &repSig, const QVariantList &values) = 0 |
詳細な説明
これは、ソースへの接続が確立され、現在の値が利用可能になるまで表示される "妥当な" 値を提供するために使用することができます。
PROP 値を保存 (QRemoteObjectAbstractPersistedStore::saveProperties) および復元 (QRemoteObjectAbstractPersistedStore::restoreProperties) するための実装を提供するために、このクラスをオーバーライドする必要があります。派生型をノードに設定すると、そのノードから取得したレプリカは、レプリカのデストラクタが呼び出されたときに自動的に PERSISTED プロパティを保存し、レプリカがインスタンス化されたときにその値を取得します。
メンバ関数ドキュメント
QRemoteObjectAbstractPersistedStore::QRemoteObjectAbstractPersistedStore(QObject *parent = nullptr)
与えられたparent で QRemoteObjectAbstractPersistedStore を構築します。parent のデフォルト値はnullptr
です。
[pure virtual]
QVariantList QRemoteObjectAbstractPersistedStore::restoreProperties(const QString &repName, const QByteArray &repSig)
このメソッドは、レプリカが初期化される際に、レプリカクラスのrepName とrepSig を提供します。QRemoteObjectAbstractPersistedStore::saveProperties によって最後に永続化された値を取得し、それを返すのは継承するクラスの責任です。利用可能な値がない場合は、空のQVariantList が返されるべきです。
QRemoteObjectAbstractPersistedStore::savePropertiesも参照してください 。
[pure virtual]
void QRemoteObjectAbstractPersistedStore::saveProperties(const QString &repName, const QByteArray &repSig, const QVariantList &values)
このメソッドには、レプリカデストラクタが呼ばれた時に、レプリカクラスのrepName 、repSig 、そして PERSISTED プロパティが持つvalues のリストが渡されます。この情報をQRemoteObjectAbstractPersistedStore::restoreProperties が取得できるように格納することは、継承するクラスの責任です。
QRemoteObjectAbstractPersistedStore::restorePropertiesも参照して ください。
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