QScopedArrayPointer Class

template <typename T, typename Cleanup = QScopedPointerArrayDeleter<T>> class QScopedArrayPointer

QScopedArrayPointer クラスは、動的に割り当てられたオブジェクトの配列へのポインタを格納し、破棄時にそれを削除します。詳細...

Header: #include <QScopedArrayPointer>
CMake: find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS Core)
target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::Core)
qmake: QT += core
Inherits: QScopedPointer

注意:このクラスの関数はすべてリエントラントです。

パブリック関数

QScopedArrayPointer()
QScopedArrayPointer(D *p)
T &operator[](qsizetype i)
const T &operator[](qsizetype i) const

詳細説明

QScopedArrayPointerはQScopedPointer 、delete[]演算子で指すオブジェクトを削除するのがデフォルトです。また、便宜上 operator[] も備えているので、次のように書くこともできます:

void foo()
{
    QScopedArrayPointer<int> i(new int[10]);
    i[2] = 42;
    ...
    return; // our integer array is now deleted using delete[]
}

メンバ関数ドキュメント

QScopedArrayPointer::QScopedArrayPointer()

QScopedArrayPointerインスタンスを構築します。

[explicit] template <typename D, QScopedArrayPointer<T, Cleanup>::if_same_type<D> = true> QScopedArrayPointer::QScopedArrayPointer(D *p)

QScopedArrayPointer を構築し、p が指すオブジェクトの配列を格納します。

T &QScopedArrayPointer::operator[](qsizetype i)

スコープされたポインタのオブジェクト配列のエントリi へのアクセスを提供します。

含まれるポインタがnullptr の場合、動作は未定義です。

注意: Qt 6.5 より前のバージョンでは、iqsizetype ではなくint 型でした。

isNull()も参照してください

const T &QScopedArrayPointer::operator[](qsizetype i) const

スコープされたポインタのオブジェクト配列のエントリi へのアクセスを提供します。

含まれるポインタがnullptr の場合、動作は未定義です。

注意: Qt 6.5 より前のバージョンでは、iqsizetype ではなくint 型でした。

isNull()も参照してください

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