QScopedPropertyUpdateGroup Class
Qt::beginPropertyUpdateGroup()/Qt::endPropertyUpdateGroup() 周辺の RAII クラス。さらに...
Header: | #include <QScopedPropertyUpdateGroup> |
CMake: | find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS Core) target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::Core) |
qmake: | QT += core |
Since: | Qt 6.6 |
パブリック関数
詳細説明
このクラスは、コンストラクタでQt::beginPropertyUpdateGroup() を呼び出し、デストラクタでQt::endPropertyUpdateGroup() を呼び出します。後者の関数は、アーリーリターンやスローされた例外があっても確実に呼び出されるようにします。
注意: Qt::endPropertyUpdateGroup() は、バインディング評価によってスローされた例外を再スローする可能性があります。これは、スタックの巻き戻し中に別の例外が原因でQScopedPropertyUpdateGroupのデストラクタが呼び出された場合、アプリケーションがクラッシュ(std::terminate()
呼び出される)する可能性があることを意味します。バインディング評価による例外が予想される場合は、手動でQt::endPropertyUpdateGroup() 呼び出しとtry
/catch
ブロックを使用してください。
QPropertyも参照してください 。
メンバ関数ドキュメント
QScopedPropertyUpdateGroup::QScopedPropertyUpdateGroup()
Qt::beginPropertyUpdateGroup() を呼び出します。
QScopedPropertyUpdateGroup::~QScopedPropertyUpdateGroup()
Qt::endPropertyUpdateGroup() を呼び出します。
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